見出し画像

外資系コンサルタントのチャート作成時における心構え

このノートでは、グラフや表などのチャートを作成する際の基本的な心構えとして、Dos(=やるべきこと)と、Don'ts(=やるべきでないこと)をまとめております。

チャート作成における「やるべきこと」

1.問題と答えが分かってからチャートを作成する
・大前提として問題に対する答えが見つかっていること
・誰に向けた資料なのかを十分に想定し、伝えたいメッセージを構成する

2.机上でシミュレーションする
・メッセージに応じたチャートを手書きでいくつか書いてみる
・どのようなチャートの組合せが良いのか?
・チャートは1つが良いのか?複数を並べた方が良いのか?

3.前後関係を理解して、資料を作成する
・全体ストーリーを理解する
・前後関係を理解する
・各スライドのメッセージを理解する

4.表現方法の妥当性については徹底的に検証する
・定量データの検算は常に行う
・チャート内の説明順序を考慮して配置が適正かを検証する
・伝えるべき事実・データに漏れが無いかを検証する

チャート作成における「やるべきでないこと」

1.いきなりチャートを作らない
・メッセージが決まるまでパワーポイントを開かない
・安易に使い慣れたグラフを選ばない
・言いたい事を1つのチャートに盛り込まない

2.いきなり次の仕事に取り掛からない
・データが本当に正しいか確認をしない
・メッセージに対して正しい表現方法かチェックしない
・言い切る為の材料が足りているかを振り返らない

以上です。チャートを作成する際は是非上記を意識してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?