東京都庭園美術館「ルネ・ラリック リミックス」展
ゆるっと転職活動中のMutaです(笑)
午前中の面接が終わり、午後からもう一件の予定でしたが、
先方から見事にドタキャンされポッカリと時間ができたので
「オーケー★企業名は忘れない😇👍」
…と思いながら久しぶりに庭園美術館へ(笑)
結果、平日の美術館訪問はゆっくり鑑賞できて良い時間を過ごせました🌲
(代表作の「チョーカー/ブローチ《シルフィード》」1900年)
圧倒的に美しいものを見ると何も言えなくなります…
19世紀末~20世紀半ばにかけて活躍した、ジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリック。
今回の展示ではデザイン画も多数展示されていました。
草花や妖精、女神などをモチーフとした精工かつ洗練されたそのデザインは、
対象を丹念に観察しデッサンをし、それをもとに図案化・設計をするという
ものづくりの基本を丁寧に繰り返すことの、大変さと大切さの両方を考えさせられるものでした。
膨大な時間と手間をかけて美を追い求める、まさに芸術家。
(テーブルウェア《ニッポン》1930)
そして、何と言っても香水瓶。
それまでは単なる容器あった香水瓶が、香りのイメージを伝える美しい芸術品へ。
(《カシス》1920年)
(《三羽のツバメ》1920年)
(香水テスターケース《コティの香水》1911年)
香水瓶のデザインが香りやブランドイメージを伝えることは現在では通常の事ですが、
それはラリックが大きな影響を与えていたんですね。
彼のデザインはものづくりを通して、
生き方、つまりライフスタイルをデザインしていたことが明確に伝わってきます。
鑑賞後は日本庭園をゆるりと散歩して。
茶室は先客がいたため入りませんでしたが、
お庭をゆっくり歩いたり、池で鯉を眺めたりして過ごしました。
落ち着くなぁ〜
こういう時間、忘れてた。大切。
次回はイギリス王室・キューガーデンのコレクションを中心としたボタニカルアートや、ウェッジウッドの陶磁器を展示するとのこと。
まだまだ難しい状況が続きますが、ひっそりと楽しみに行きたいです🌹
東京都庭園美術館
「ルネ・ラリック リミックス展」
期間:2021年6月26日(土)〜9月5日(日)
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210626-0905_ReneLaliqueRemix.html
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