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くろいわアソビバショをふりかえる

noteのアカウントだけを作ってしばらく放置していたわけですが、忘れないうちに文字に起こしておくのって大事だよなと、改めて感じたので、日々の出来事、感じたことを備忘録的に書き記そうと思います。


まず振り返りたいのは黒岩アソビバショ。
ご支援くださった皆様、応援のお言葉、意思を向けてくださった皆様、佐川町の皆様、そして参加してくださったこどもたち、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで無事に開催できました!

アソビバショのコンセプトなど詳細はCAMPFIREのページを見ていただけたらと思います。
https://camp-fire.jp/projects/view/181755

そんなアソビバショを振り返ると、とても学びの多い3日間でした。
毎日帰りのバス車内で、手伝ってくれたメンバー含め、感想を言い合ったり、想像と違ったことなど共有し、みんなで振り返りをしていました。

こどもが宿題をしてくれないけど、強制するのも違うよね。どういう話し方だったら子供たちは、惹きつけられるだろう。と悩み、でもあの声掛けは良かったよね。あの時のこどもたちの行動が素晴らしいと思った。と喜び……
そして一番多く出てきた感想がこちら。

教育ってむずかしいなー!

主に私が叫んでいたわけですが、アソビバショを終えて、教育って全人類が学ぶ必要があるんじゃないかとまで思い始めている私(規模でかい)。
私が今回特に悩んだのは、自分の意見を押し付けないで、アドバイスすること。
「こうやったらうまくできるよ、こうした方がいいよ」というのはとっても簡単だけど、それはあくまで私の考えであって、こどもたち自身にも自分なりの「こうしたらよい」があるはず。それをどんな声かけや行動で引き出してあげられるのか、というところは非常に難しかったです。

先生の言う通りやるのが良いことだ。と刷り込まれて育ってきた私には、思い当たる言葉は限られていて、もっと色々な教育関連の本を読んでおけばよかったと後悔。
なんとか後半には、子供たちに問いを投げかけることや、「ダメ」を言う前に子供たちが自己解決できないか見守るなど出来てきたというような感じでした。
でも、このアソビバショで尊重してきた、「ダメ」を言わない。子どもも大人も対等。という考え方も絶対正しいわけではないし、それ自体が私の意見の押し付けになってしまうかもしれない。

そんなことをもんもんと考えつづけていたのでした。

教育学部の子も、普段の実習では子供たちにどのような影響が与えられたかではなく、どのようにしたら効率よくこのプログラムを回せたかということに評価がいくらしく、「純粋に子どもと遊べて楽しかったです」という実にシンプルな感想が、とても印象に残っています。

うーん、
教育って何なんでしょうか。
自由って何なんでしょうか。
難しいけれど、考え続けていく必要はあると思っています。
少なくとも今の義務教育とか、教育者を育てる教育がこのままでいいとは思えません。そういう大きい規模で未来の教育を考えていく必要があると思うけれど、
今回私が経験したような、今まさに目の前にいるこどもたちとどう向き合う必要があるのか。ということも同時に考え続けなければいけないよなと、当たり前のことですが改めて思いました。

そんなことを考えていたタイミングで、新潟県阿賀町にある町営塾、黎明学舎さんと、高知県の嶺北高校魅力化プロジェクトさんのところにお邪魔させていただく機会があるので、そのこともまた書けたらなと思います。

アソビバショで得られた経験や課題、問いは書ききれないほどあるのですが、とりあえず今回はここらへんでお暇させて頂きます。

とりとめのない文章を読んでいただきありがとうございました。
あなたの貴重な時間を頂き感謝です。

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