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【Sviti_from_Ukraine】おむすびチャンネル配信者インタビュー Vol.59

おむすびチャンネル公式

こんにちは。おむすびチャンネル運営です。

おむすびチャンネルの配信者インタビュー企画、第59弾です！今回はウクライナ出身の「Sviti_from_Ukraine」さんをご紹介いたします。

（※）おむすびチャンネルとは、ライブ配信型のデジタル・メンバーシップ・プラットフォームです。配信者には、日本語を学ぶ海外の方、英語で話す海外の方、海外に暮らす日本人の方、海外経験があり今は日本に住む方などなど国際的な方々や、何か特別な技術や知識、経験、バックグラウンドを持つユニークな方々などがいます。通常ライブ配信サービスは無料であることが多いですが、おむすびチャンネルはコミュニティであり月額会費制となっています。（公式サイト、公式ツイッター）


自己紹介

みなさんこんにちは。私の名前はSvitlanaで、20歳です。私はおむすびチャンネルの配信者で、チャンネル名はSviti_from_Ukraineです。

では、私の略歴を見てみましょう。

私はウクライナのリヴィウ地方で生まれ、そこで暮らしています。現在、リヴィウのイヴァン・フランコ国立大学外国語学部で勉強しています。専攻は英語とドイツ語で、将来は教師になる予定です。

私の趣味は、文学とヨガです。しかし、私は少しワーカホリックで完璧主義者なので、これらの楽しい活動のための時間を見つけることはあまりありません。

穏やかな学生時代を楽しんでいるにもかかわらず、私は4つの語学学校で英語教師として働いてきました。なぜ？と聞かないでください。私はただ完全に独立したかっただけなのです。おそらく、すこし貴重な時間を失ったと思いますが、将来役に立つと思う貴重な経験ができました。 

これは良いことと思われるかもしれません。しかし、今いる場所が自分にとって正しい場所とは言えませんし、今も両親と一緒に小さな村で暮らしているので、限界を感じることも多く、新しい機会をつかみたいと思っています。

なので、努力と粘り強さが、特別な新しい場所で自立した生活を始める助けになるとよいと思います。


日本に興味を持ったのはなぜですか？

正直なところ、日本や日本文化にこれほどまでに接することになるとは思ってもみませんでした。

私にとって日本とはいつも、ロボットや多くの最新テクノロジーが存在する、手の届かない遠い国でした。

私が初めて直接的に、日本、特に日本語に出会ったのは、大学受験の際、専門科目の中に「日本語・日本文化」という項目に気がついた時です。すぐに目に留まり、将来の専門科目として選ぶかどうか真剣に考えましたが、家族や親戚の保守的な考え方に説得され、この一時の夢は諦めることになりました。

２回目に日本に興味を惹かれたのは、Covid-19が勃発したときです。家の中に閉じ込められ、それが恐ろしく、東洋文化についての本を読み始め、その中に日本文化についてもありました。また日本語を学び始めようかと思ったのですが、日本人に会うことも日本に行く可能性もないのでそれは無駄だと思いました。

しかし、おむすびチャンネルで配信を始めると、すべてが別方向に変わりました。実際、私の配信を日本の方々が見てくださっていて、たくさんの応援をいただくことに衝撃を受けました。

初日からすばらしく、面白い配信ができるよう一生懸命に取り組みました。日本についてもっと学ばなければと思いました。知識が少ないことに少し恥ずかしくなりましたが、時間が解決してくれ、多くの有益な情報を知ることができました。

そして、私が特に日本の何が好きなのかと聞かれれば、答えは間違いなく「人」でしょう。彼らの親切な心や私に対するポジティブな態度に魅了されたからです。

日本語については、勉強を始めるのは一種の恐怖症でした。当初は、とても難しいものに違いないと思っていました。はい、今でもそうです。

でも、私は視聴者の方々と直接日本語で話したいです。それに、日本語の単語を少し知っているだけでも、とても誇らしい気持ちになります。間違いなく、私は日本語の構造、音、多様性が好きです。

 

おむすびチャンネルで配信を始めたきっかけは何ですか？

2月24日が全てのウクライナ人の生活を一変させたことは、みなさんもご存じでしょう。その時から、未来がとても怖くなりました。私の計画や夢はすべて色あせてしまいました。 

しかし、おむすびチャンネルは私に良い方向への希望、未来への希望、成長への希望を与えてくれました。 

この経験は、2022年6月、ウクライナの人気ブロガーが日本の配信プラットフォームの登録リンクをシェアしたことから始まりました。私はおむすびチャンネルに関する情報を色々読みました。しかし、私の最初の配信が終わった後でさえ、おむすびチャンネルが実際に何なのか正確に理解できていませんでした。

しかし、このプラットフォームの運営から、たくさんのインストラクションとサポートを受けました。そしてある時、「ウクライナのことをもっと伝えなければならない」と思うようになりました。そうして、時間の流れとともに、ブロガーになるという眠っていた夢が実現しつつあることを理解したのです。


おむすびチャンネルでは普段どのような配信をしていますか？

まず、私の配信のテーマは、ウクライナの文化、伝統、文学などです。文学は私の好きなものの一つだと思います。私はウクライナ文学と世界の文学の両方が好きです。

そのほか、私のチャンネルでは、アーカイブ配信をたくさん見ることができます。私はとても多様な人格であることを認めますが、これは私の配信に反映されています。哲学、歴史、教育、文学、他にもカジュアルなトピックについても、自由にたくさん話すことができます。なんだかごちゃごちゃしているように聞こえますね。しかし、実はそうではなく、すべてが一つのまとまりでスムーズにつながっているのです。

このことを説明するために、私の配信のタイトルをいくつか挙げてみます。「ウクライナのコサック」「ウクライナの歴史」「古代ギリシャ哲学」「ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市民』」「語学学習のコツ」。

奇妙な組み合わせではありますが、新しいことに挑戦するのはいつも良いことです。私のチャンネルは主に教育目的であることがお分かりいただけると思います。（私は英語教師であることを思い出しました。）ですので、英語学習者や好奇心旺盛な方はいつでも私の配信に歓迎します。


おむすびチャンネルの魅力はどんなところですか？

まず最初に、おむすびチャンネルは世界中の全く異なる文化をつなぐ、とてもユニークでクリエイティブなプラットフォームであると言いたいです。

私は配信者として、とても自由を感じています。いつも何について話すか選択権があり、私の視聴者はとても協力的です。失敗や間違いを恐れず、解決策を見つけることができます。

そして、距離が離れていても、人との接点が強く保たれています。テレビでも映画でもない、リアルな生活、リアルな感情です。さらに、このプラットフォームは非常に便利で、コミュニティや掲示板などの投稿セクション、配信アーカイブ、視聴者と直接コミュニケーションできるグループチャットなど、多くの機能が用意されており、常にそこで簡単にコミュニケーションを維持することができます。


今後おむすびチャンネルで配信する予定の内容について教えてください。

私は計画を立てるのが苦手なのですが、なんとかやっていきます。私の母は、計画はいつも過去になると言っていますが、私は哲学やステレオタイプにのめりこまないことを提案します。

実は、私の人生が大きく変化しようとしているので、チャンネルのための大きな計画が色々あります。私は国際エラスムス+学生として勉強することになり、別の国に移動しています。

つまり、リアルな学生生活のコンテンツがたくさん出てくるということです。もちろん、文学の話やいつものテーマも続けていくつもりです。でも旅行（私はヨーロッパ中を旅するのが夢です。）のような新しいテーマも含まれるでしょうし、色々なことを期待しています。

最後に

この項目は、最初の自己紹介パートの後に書いています。そこでは私は自分の人生を変えたいと言っていますが、私は変わりました。私は今、新しい国にいて、エラスムス学生です。私の夢は間違いなく実現したと言えるでしょう。努力の結果、それが可能になったことは確かです。

しかし、振り返ってみましょう。ほんの数年前、私はまだ小さな女の子で、可能性は少ないけれども、大きな目標や夢を持っていました。しかし、私は自分自身を信じることができ、おむすびファミリーのおかげで、私の人生において新しい興味深い時期を迎えることができました。おむすびチャンネルのライブ配信で、私が感じたことをお伝えしますので、見逃さないでください。  Your Sviti! 

「Sviti_from_Ukraine」さんのTwitter


運営より

Svitiさん、素敵な記事をありがとうございました。Svitiさんの努力家な人柄や日本との出会いに関するエピソード、おむすびチャンネルを楽しんでくださっている様子がとても伝わってきました。Svitiさんは、10月14日に1日限定で渋谷にオープンする「ウクライナ民俗衣装ヴィシヴァンカ チャリティーイベント」で販売されるヴィシヴァンカを厳選したメンバーの一人です。（イベント詳細は以下をご覧ください。）これからも配信を楽しみにしております！

おむすびチャンネルでは、公式noteで配信者の方々を紹介しています。寄稿にご関心のある方は、ぜひ問い合わせフォームよりご連絡をお願いします！

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