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omusubiのご近所さん

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omusubi不動産の近辺でおきていることと、入居者さん、その人となりを紹介します。
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#omusubi不動産

自分らしい道を選ぶエネルギーは「好き」という思いにある。 | ”おみせ”の人びと

もうすぐ30代半ばの私。それなりに年を重ねてきたつもりでいたけれど、人生を俯瞰してみると、まだまだこの先は長いのだとふと気がついた。 周りの人が道を指し示してくれた10代、体当たりで取り組んできた20代を経て、これからは仕事も生き方も、より自分らしい道を選び取ることができたら。 でも「自分らしい道」を選択することは、簡単なことではない。 そもそも「自分らしい道」って何?どうやったら選ぶことができるの?頭の中はクエスチョンマークと不安だらけだ。 だとしたら、自分のお店や活

ままならない日々も、直感を信じて歩き続ける。 | ”おみせ”の人びと

自分のお店が欲しかった。 いや、”お店”というと少し違うかもしれない。自分が好きなものに囲まれて、好きなことができて、人を招き入れられる。そんな場所が作れたらいいなあと妄想したことが、私には多々ある。 しかしある程度の年数を生きてくると、それは容易なことではないようだと気づいた。 そしてそれを叶えた人たちを、日々、羨望と尊敬のまなざしで見つめている。 でもそんな人たちも、皆同じ人間同士。悩みもあれば、転機になったこと、続けている理由がそれぞれにある。 お店は難しいかも

2DKの和洋室を、開放的な1Kに。“枠に収めず、自分の「やりたい」を、追求したほうがいい。” 〈38.88m²・千葉〉|「DIY」という選択肢。

omusubi不動産では、DIYが可能な物件を多く取り扱っています。日頃のお問い合わせでも、よく「DIYができるお部屋を探している」というご相談をいただくのですが、なかにはDIYに興味があってもやったことがない、という方もいらっしゃいます。 実際にDIY物件を契約してくださった方が、その後どのようにお部屋作りをたのしまれているのか。この連載では、お客さまのおうちにお邪魔し、DIYのこだわりやどんなものを参考にしていたかなどをうかがっていきます。 記念すべき第一回は、過去に

【カミヤミスジクラマエ インタビューvo.1】NOMURA SHOTEN 野村空人さん

蔵前のなかでも、ちょっとディープな「三筋」エリア。2022年の9月、この地に新しい文化の発信地となる「カミヤミスジクラマエ」が誕生しました。ここで入居されているのは一体どんなお店・人なのか。このインタビュー企画にて、各階の入居者の方にこの場所を選んだ理由、ご活動の経緯などをお聞きします。第一回は、1階で酒屋さんと角打ちバー「NOMURA SHOTEN」を営業されている野村空人さん。読んだらきっと、三筋が「ちょっと気になる」から、「行ってみたくなる」まちになるはずです。 高校

息をするように描き、ものをつくる。絵描き・野々上聡人さん(前編)

omusubi不動産の入居者さんには、作家やアーティストとして活動されている方が少なくありません。 絵描きの野々上聡人(ののうえ あきひと)さんもそのひとりです。 野々上さん(通称ののさん)と話していると、いつのまにか何かを手にしてものを作っていたり、絵を描いていたり。 そんな様子を見て、私たちはよく「ののさんって生まれたときから絵描きって感じだよね」と話しています。 今回は、互いに松戸出身で同い年のomusubi不動産代表・殿塚と、ののさんがトーク。ののさんにとって