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oekaki  ふうふといふもの #54字の物語

「夫」という人

昨日、仕事から帰ってきた夫に、カメムシのあれこれを話しました。半分愚痴、半分ネタです。
笑って共感してくれたらカメムシでヘトヘトになった気持ちなんていっぺんに吹き飛びます。
安いもんです。

それなのに、夫はこう言ったのです。

「どうしようもないこと言われても知らん」

既に目はテレビ、手はリモコンに。
夫の心はもうプロ野球日本シリーズ一択。悲願の優勝がかかっているんですからね。わかりますよ。わかります。
でもですよ。

私は「どうにかして」なんて一言も言ってません。と言うか、がんばってどうにかしているのです。

嘘でもいいから「それは大変やなぁ」とか、そういうのほしい。

その一言でこちらも「ビール飲む?」とか言う気持ちになるのです。

結局あほなんです。
ものぐさするから後でめんどくさいことになるのです。
妻の不機嫌にさらされることになるのです。

なんなら、目はテレビ、手はリモコン、心は岡田阪神でいいから、口だけ「それはかなんなぁ」とか言うだけで。
こんなこと言うのに1、2秒しかかかりませんよ!

腹が立って、この25字の妄想が生まれました。あなたのお口にカメムシいっぱい詰めて差し上げましょうか……⁈  妄想です。妄想で抗うだけです。

「共感」というコミュニケーションがあることを、学んだ方がよいかと。
妻は妻で外から帰ってきた人にいきなりその日の愚痴を言わない、ということを学ぶべきですかね。

そんな、ふうふといふものあるあるな他愛もない話です。

ところで、カメムシを食べる国は多いそうですね。
将来日本でも大切な食糧になっているかもしれませんね。

時代は昭和じゃないわ、令和!

こんなささやかなストレス解消……。

54字に書くのもストレス解消ですね!

昨日も、そして今日もカメムシわんさかいます。
元気に楽しそうに生き生きと動き回っています。

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