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アイス1個を食べきらないという選択肢

人間である以上例外なく必ず訪れる”衰え”。
皆さんは衰えをどのような時に感じるだろうか?
あるプロ野球選手は完全にとらえた打球が
フェンスを越えなくなった時にそれを感じたという。

我々一般人が衰えを感じるのは
視力の低下、記憶力の低下、肩や腰の痛み、
傷の治りが遅い、すぐ息が上がるなどだろうか。
正直あげようと思えばいくらでもあげられる。

今あげた例は全部自分が該当する事ではあるが、
衝撃度としてはそこまでではなかった。
予想の範囲内というかなんというか。

そんな自分が人生で一番衰え感じた出来事それは
アイス1個を食べきらないという選択肢が生まれた時である。

「アイス」それは子供からお年寄りまで愛される
嫌いな人間はこの世に存在しないと言っても
過言ではない食べ物である。

自分も例に漏れず子供の頃から季節を問わず食べ続けてきた。
勿論食べ始めたら1個必ず食べきる。
残しておいて後で食べようなどという
軟派な考えは頭に浮かんだことすら無かった。

そんな自分が!半分は後で食べようと冷凍庫にしまいやがった!
ショックだった。アイスだぞ?半分取っておくどころか
気づいたら食べちゃってる物の筆頭だろう。

アイスを1個を食べきらないという選択肢自体が
本来存在してはならないものだ。
こんな醜態、子供の頃の自分に申し訳が立たない。
すまない…俺はアイスを半分取っておくような
しょうもない大人になってしまった…。

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