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「2000万人」 誰もが当事者となりうる「聴覚障がい」への関わり方


日本に「2,000万人」

・・・なんの数字か、わかりますか?

これは「聴覚障がい(「耳が聞こえない」「聞こえにくい」)」の人の推計です。
※Japan Trak 2015,2018を基に シオノギ「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」が試算

割合にすると、日本人の6人に1人ということですから、
「あなた自身がそうなる(加齢や病気など)」
「そのような人が周囲にいる」
可能性が高い、とても身近なテーマなのです。

それにも関わらず、
「聞こえの特性」
「聞こえない、聞こえにくい人の困りごと」
はあまり知られていません。

その要因の一つとして、聴覚障がいの方とのコミュニケーション方法について学ぶ機会がほとんどないことが考えられます。

大手製薬会社である塩野義製薬では、医薬品は「情報」が付与されてはじめて「最もよい薬」となるとの考えから、障がいが原因となり服薬に必要な「情報」を適切に得るのが難しい方にも正しく情報を届けるための各種活動を推進しています。

昨年度は「聞こえない患者さんと医療従事者とのコミュニケーションを円滑にできるようにしたい」という想いから、塩野義製薬として初めてクラウドファンディングを活用した啓発活動を実施し、多数のメディア掲載など大きな反響を呼んでいます。

出典)Yahoo!ニュース

今回の対談では、塩野義製薬シオノギ コミュニケーションバリアフリープロジェクト プロジェクトリーダーであり、ご自身も先天性の聴覚障がいである野口万里子氏と、同プロジェクトを推進されている塚本泰規氏をお招きし、お話を伺います。

これを機に、誰もが当事者となりうる「聴覚障がい」への関わり方について学んでみませんか?

UDTalk(コミュニケーション支援アプリ)でもテキストで講演内容が配信されます。ご興味のありそうな方にもぜひご案内ください。

▼主な内容
・日本における聴覚障がいの現状
・聴覚障がいの方とのコミュニケーション方法
・啓発活動の実現に至る経緯、実施後の反響、社内における様々な取り組み
・トップダウン・ボトムアップの両輪で、どのように社内を巻き込んだか など

「聴覚障がい」だけでなく、会社初のクラウドファンディングを活用したプロジェクトをどう完遂したかについてもお伺いします。

▼こんな方におススメ
・聴覚障がいについて理解を深めたい
・聴覚障がいの方が身近にいる
・クラウドファンディングについて興味がある
・大規模なプロジェクトをどのようにして成功させたのか興味がある

題名:誰もが当事者となりうる「聴覚障がい」への関わり方
日時:2023/6/23(金) 19:00~20:30
場所:オンライン(Teams)
会費:無料
定員:オンライン:300名(先着順)
主催:Mission Lab / 共用品ネット代表 塚本
後援・協力:塩野義製薬株式会社 / NPO法人SECIプレイス / BRIDGE TERMINAL / Assemblage LLC / ideal brands.jp LLC

★★★★★★重要★★★★★★
申込送信後の画面にTeams URLが記載されますので「コピー」して当日接続ください
★★★★★★重要★★★★★★

▼参加登録:
https://forms.gle/GfQhNpe8puUDFJBaA


【登壇者】

野口 万里子(のぐち まりこ)氏 (写真:右)

塩野義製薬株式会社 ヘルスケア戦略本部CSR推進部

先天性の聴覚障がいとして出生、両耳共に聴力は平均100dB(デシベル)の重度難聴。2003年、塩野義製薬株式会社へ入社。聴覚障がい当事者として医療機関での困りごとを解消するためコミュニケーションバリアフリープロジェクトの発足人。現在、社内外で講演を行っている。


塚本 泰規(つかもと やすのり)氏 (写真:左)

塩野義製薬株式会社 ヘルスケア戦略本部CSR推進部

2010年、塩野義製薬株式会社へ入社後、10年間、MRとして医療機関への情報提供活動を実施。2020年4月より現部署へ異動し、2021年7月よりコミュニケーションバリアフリープロジェクトに参画。2023年7月より3代目リーダーを務める。


塚本 薫(つかもと かおる)さん

家電メーカー 経営企画部 勤務。90年代から共用品のアイディアを提案したり普及させるボランティア活動に参加。今はその共用品推進機構と同じルーツを持つ、市民団体 共用品ネットの代表を務める。不便さ調査から、カードを触覚で識別できるように、点字3文字分を打てるスペースについての仕様をISOのカード規格にした実績もあり。会社では手話サークルに所属。社内外問わず、アクセシビリティ案件があれば馳せ参じます。



大村 信夫(おおむら のぶお)さん

家電メーカーに勤務しながら「片付けパパ」として活動。モノを整理することで「心」や「思考」も整理され、部屋だけでなく、仕事や人間関係など人生全体に好循環が生まれるオリジナルメソッドを提唱。多岐にわたるテーマで日本全国を東奔西走。講演・ワークショップ受講者は13,000人を超え、満足度は96%を超える。
https://an-life.jp/portfolio/10


参考URL

▼聞こえない人の医療機関の困難をなくす|啓発漫画を未来の医療従事者へ
https://readyfor.jp/projects/CBF-PJ2022

▼医療現場のコミュニケーションバリアフリー化に塩野義製薬が挑戦https://news.yahoo.co.jp/articles/46a0b4ba4a21c4d27acea733a9991f0b2f74feb3

▼誰もが隔たりなく つながりあえる社会へ
https://withnews.jp/extra/ishisotsushien/article/05/


当日、お会いできることを楽しみにしております。


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