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退職を伝えた日

こんにちは。おむなつきです。
4月30日、会社に退職する旨を伝えました。

今日は会社側の反応や気持ちの変化についてお話します。

会社側の反応

4月30日の朝、大事な話があるので二人で話したいと上司の予定を確保しました。
タイミングよく朝イチの予定が取れ、二人で会議スペースに着席。
その後、退職をしたいと打ち明けました (退職の「た」の字が出なくて噛みました😂)。
びっくりした反応の上司。このまま話し続けないと間が持たないと、考えてきた理由を一気に話しました。
主に長期的な目線で仕事や働き方をコントロールできるようになりたい、将来は東京ではない地方で住みたいと伝えました。

上司は肯定も否定もせず、終始ニュートラルな反応でした。

「次の職場が決まってないまま辞めることはもう少し考えたら?」とも言ってくれましたが、私がスクールを決めていると話すと、「もう決めたのね!決めたものはしょうがない」とあっけらかんとした反応を示してくれました。
最後、「会社を辞めたいと思うタイミングは何度かあると思うけど、迷いが少しでもあるならこの話はお蔵入りしてもいい」とも、言ってくれましたが、「決心しています」と伝えました。

その後、事態はとんとん拍子に進み、この日のうちに最終出社日と退職日が決まりました。
忙しい業務の裏側で、上司が部長や室長に話を通して動いてくれたこと、私のために「次の仕事って何がいいんだろうね」と自分ごとのように考えてくれたことが大変身に沁みました。
私は会社員人生4年を通して、上司以上に仕事ができて周りを動かせる人を見た事がありません。本当に大成してほしい。。

私の仕事は「採用」であるため、人前に立ち会社の魅力を発信する仕事です。必然的にこれからは裏方の仕事を行い、チームのサポート役に徹します。
新生活(一昨日に引越)や資格・スクールの勉強のために邁進していけそうです。

このように、退職を伝えるという人生の一大決心をした日が終わりました。

退職ブルー

そして、マリッジブルーならず、退職ブルーになりました。

「こんなに安定していて社会的意義も大きくて、学生時代に努力して入社した会社を自ら手放すなんて、本当に良かったのか」と、もやもや。
反面、「もう後には引けないし、決めたスクールに注力すれば良い。そのほうが長期的な自分のためになる、採用担当をあと1年続けるのはいくら会社も人も好きでも無理だ。」と思う気持ちをぐるぐる。
伝えることで本当はもっとスッキリするはずが、こんなに不安になるなんて弱すぎると自己嫌悪にもなりました。

そんな中、2年の間ペアで働いた一期上の先輩からは「ファーストペンギンになったね」と言ってくれました。
勤め上げが前提、採用担当は辞めれないという暗黙の了解が根強い文化の中、私は自分の行動に自信を持てずにいました。
今回、仕事の不満は一切話さず、あくまで長期的な目線で専門性を身につけたいと思うようになったとパートナーの存在も踏まえて話すことで、応援するような形で見送られそうです。

可能性は無限大

29日の夜、自分が勇気を出して退職を伝えられる未来が想像できず、自分に対する信用を失っていました。

思えば、私はこれまでの人生で傷つくことから逃れようとしてました。
何をするにしても相手から誘いがあるまで動かない、待ちの姿勢。
今回で言えば、上司や会社から見放されて落胆されることが本当に怖かったです。

パートナーはそんな私に、
「これは傷つく練習なんだ。傷つかなければ成長できないよ。」
と言いました。
私はそこでようやく自分が傷つくことと、開き直ることへの準備ができました。現状を変えたいと思うならやはり行動しかない、タイミングは今しかない!と自分を奮い立たせました。

結果として、今の私は自分の意思で、何を勉強するか、なんの仕事をするか、どこに住むか、を決められます。
まだスキルはなにもなく、次の仕事も決まっていない中ですが、ここで踏ん張ることで人生の可能性が広がるだろうと感じています。

加えて、私には自分自身の漠然とした不安と向き合い、コントロールすることが必要です。実際、前述したような気持ちの行き来をぐるぐると繰り返しています。
計画性と向上心を持って乗り切ります!

以上、退職を伝える前後を振り返りました。
今回の件で、議題は退職でしたが、全般的に私は主張する力が足りないと思いました。些細なことでも自分の意見を相手に伝えることに抵抗を感じます。
これからは場数を踏んでいきたいと思いました。あと傷つく練習。

おむなつき

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