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私大文学部出身の私が【統計検定2級】になんとか合格しました

こんにちは。おむなつきです。
この度、かねてより勉強していた【統計検定2級】に合格しました!🎉

実は、直近ですでに2回受験し不合格となっていたので再々チャレンジとなりました。合格ボーダーぎりぎりなので自慢はできませんが、ここ数か月の努力が実り、ほっと胸をなでおろしています。
今日は、合格までの道のりを書いていきます。

チャレンジ1回目 5/26:44点

★教材・勉強方法

① とけたろうブログー中学の数学からはじめる統計検定2級講座 全18回
② 統計学のための数学教室
※特に積分、微分の内容を読み高校数学の復習
③ 日本統計学会公式認定 統計検定2級 公式問題集[CBT対応版]
※解説がちんぷんかんだったのでネイピアDSさんの解説記事を超参考にしました。

振り返り

実は統計検定3級を1月に受験しましたが、問題演習量が足りずぎりぎり合格でした。そのため、2級はアウトプット量を増やさねばと思い、③の公式問題集から着手し始めたのですが、知識ゼロから問題を解くことはできませんね。。①のとけたろうさんのブログでざっと出題範囲を頭に入れて、分からない高校数学は②統計学のための数学教室を副読本として読んで復習しました。
とけたろうさんのブログは高校卒業以来数学に触れていない私にはレベルが高かったので、2月~5月中旬まで読み解くだけで時間を要しました。
結果として、③CBT問題集が終わったのがテスト2日前となり、1回目の受験は出題範囲を把握し、公式が頭にある程度入ったレベルでの受験となりました。

結果

半分もいかなかった1回目

44点で不合格。これは完全に問題演習不足でした。悲しくはありましたが、受け入れて次の試験日を決めて勉強を始めました。

チャレンジ2回目 6/20:53点

★教材・勉強方法

① 日本統計学会公式認定 統計検定2級 公式問題集[CBT対応版] 2周目
② 統計WEBー統計学の時間 練習問題

振り返り

1回目受験から約1か月あったので、とにかく基礎固めしたいと思い、統計WEBにて網羅的に学んでいきました。しかし、用語は頭に入っても問題として出題されると悩んでしまうという状態が壁でした。公式問題集2周目も解いていきましたが、ミスも多くきちんと定着できていないことを痛感しました。

結果

やっと50点を超えた2回目

53点で不合格。第一種の過誤/第二種の過誤や不偏推定量/一致推定量といったうろ覚えだった分野が出題され本番で解けませんでした。

2回目が不合格となっても、3回目また頑張ろう!というモチベーションはありました。転職活動のことも踏まえ、6月中になんとしても合格したいと思い、月末6/30に行われる試験会場を探し、その日のうちに申込を行いました。(勢いも大事!)

チャレンジ3回目 6/30:62点

★教材・勉強方法

① 日本統計学会公式認定 統計検定2級 公式問題集[2018〜2021年]
※公式問題集は過去にいけばいくほどCBT方式の出題内容に近づくという記事も見ましたが、直近のものを選びました
② 統計検定2級 模擬問題集(全3巻)
※統計WEBが出版している模擬問題集。kindle unlimittedで無料です
③ 完全独習 統計学入門
※時間がなく最後まで読み込めませんでしたが、標準偏差の章は大変参考になりました

振り返り

とにかく問題演習だ!と意気込み、10日間のなかで詰め込みました。CBT問題集はこの過去問から作られているそうで、見たことある問題もチラホラ。2021年6月試験以外は合格ボーダーを超えました。
可能な限り出題形式に慣れておくために、②模擬問題集も解きました。本番の確率の問題では、こちらの問題集で見たことがある似たような形式の問題が出題されていたため、やはり多様な問題に触れておくことが大事だなと思感じました。
また、③は統計学初学者には有名な本です。試験問題では、標準偏差や標準化点、偏差値の問題がよく出題されるため、基礎固めに活用しました。

さらに、チャレンジ1~3回目の本番直前にはとけたろうさんのチートシートを活用しました。理解度のレベル推移でいくと以下のイメージです。
・1回目:理解度30% なんとなく書かれているところが分かる!
・2回目:理解度70% まあまあ内容を理解している!うろ覚えなところもあり。
・3回目:理解度90% ほぼ内容を理解している、捨て分野(幾何分布)以外は暗記した!

結果

やっとやっと60点を超えた!

62点で合格。。ぎりぎりやないかい(´;ω;`)
勉強時間を加味すると全く誇れないのですが、ひとまず安心しました。これからは試験のための勉強をするのではなく、実務のための勉強をしていきます。

数学と向き合うことへの抵抗感が減ったかも

私は高校時代、数学に一番頭を悩まされました。
そのため、大学受験は試験科目に数学がない外国語学部や文学部を選びました。
大学に入ってから数学とは無縁になり、ずっと言語や文化、歴史の世界にいました。人文系の人間として出来上がっていました。

社会に出てからも簡単な伝票や予算に触れるだけで奥深い数字の世界とは無縁でした。
しかし、月日は流れ、新卒採用担当になってからは違いました。人文科学出身者よりも社会科学出身者が重宝され評価されている世界を見ました。文学部出身者は肩身の狭い思いをしますし、露骨にう~んという顔もされます。会社の歴史をひも解くと、ひと昔前まで募集要項も社会科学に限定していたらしいので、社内で文学部出身者が少ないようでした(私は地方出身×女性で一応有利な属性だったのかも)。

このような環境で仕事をする中で、「馬鹿にされたくない、数字に強くなりたい!」という思いが芽生え、統計検定3級を勉強し始めました。苦戦しながらも統計検定2級の合格までたどり着いた自分を少しだけ褒めてあげたいです。。

とはいえ、私が目指すところはデータ分析の職に就くことなので、少しだけ褒めてあげたあとは、pythonの勉強を始めたいと思います!

おむなつき

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