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海外出張 in ポーランド・クラクフ
先日投稿した中国出張から帰国して2週間弱、今度はポーランド・クラクフに1週間出張でした!
今回の出張は欧州天文学会の年会に参加するためです。
ポーランドのクラクフは元々ポーランドの首都だった街で、日本で言うと京都のようなところ。
今回が初のヨーロッパだった私に取っては、ザ・ヨーロッパみたいな街並みは新鮮でした。
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欧州天文学会で印象的だったのは、通常のアカデミックな研究に関するセッションはもちろんのこと、「若手のキャリアパス・若手の心身の健康・業界のダイバーシティ」に関するセッションが設けられていたことでした。
若手研究者には多かれ少なかれ成果を出さなければいけないというプレッシャーがかかったり、また女性が少ないという状況はどこの国でも課題なようで、そういったことを相談できるセッションがあったのは日本の天文学会との大きな違いで、欧州ならではだなと感じました。
日本でも多くの研究者、特に当事者である若手研究者だけでなく、若手を指導する立場の先生たちこそ関心を持ってほしい話題です。
今回の学会は自分が参加した中で過去最大でした。参加者はおそらくおよそ2000人程度で、大きな会議場を丸々貸し切って、ドリンクや軽食も常に食べられるような感じでした。
規模だけでなく、そういったサービス面でも過去最高だったと思います。
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自分の研究分野にドンピシャな話も多く、若手のためのキャリアなどを含め、かなり刺激を受けた学会でした。本当に行って良かった!
今年の6,7月は海外出張だけでなく、諸々の締切等も重なっていて死ぬほど忙しかったですが、なんとか乗り切ることができました。
英語力が貧弱すぎるのが本当に情けなかったので頑張らないと…
P.S.
ヘッダーは会場近くにあった「ヴァヴェルの竜」という伝承に登場する竜の像です。夜には火を吹くらしい。日本でいう鬼退治的な伝承ってどこにでもあるね。
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