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鮮度か出来か。

非常に設計通り。精密に出来ていてこの値段なら納得。
発表から発売まで3年経過した一品と言える商品。
VS
出来はまぁまぁなんだけど、手頃でお求めやすい内容。
何より流行中にすぐ手にれられる商品。

価格の違いやサイズ、精密度など物差しはいろいろあるのですが、ここは1つ鮮度についてお話させていただこうと思います。

模型・フィギュアなどは企画製作から発売までに非常に時間のかかる商材であるとも言えます。だからこそ立体物になった際の満足度も高い娯楽品かなと思います。
ただ流行はあるので、あぁ2~3年前に流行っていて知っているし、出来も非常に良いけど、今はいらないな。ということもあるでしょう。


上記の気持ちに対応したのが、最近ではアクリルスタンドだと思います。
立体物と平面を戦わせるなよ!とは思いますが、面白い作品で関連商品が欲しいなと思ったとき、素早く動いて対応できるのは印刷物となります。

昔ならポスター(「ああっ女神さまっ」ベルダンディーの等身大ポスターとか)や下敷きなど。今はステッカーやアクリルスタンド(以下:アクスタ)あたりでしょうか。

アクスタはアクリル素材とレーザー加工、印刷技術の向上と単価などの面で一気に主力グッズの一員となりました。
とりあえずはアクスタの企画申請しておこう。というメーカーも多いかと。何故そこまで需要があるのかといえば、アクリルによる強度によって手軽に飾れる。また持ち運んで風景と合わせて撮影しSNSに上げることが出来る。という欲求に即座に応えらえるポテンシャルがあります。そして発表から発売までが早い。

熱があるうちに手軽に好きなキャラを飾れる。しかも持ち運びも可能でSNSにも上げることが出来るという、時代とタイミングが合った商品ですね。
流行の流れに女性は敏感なので、女性に受けている。満たしてくれる商品とも言えるでしょう。

一方 模型やフィギュアなどは製造に時間がかかります。
こればかりはどうしようも無い。その代わりに手に持って実感する心のときめきは別格でもあります。

ある意味、ずっと好きであることが模型を購入する側には必要とも言えるでしょう。
「女性の恋愛はサッパリしていて、男性は過去を引きずる。」
という感覚が個人的にはありまして、
<女性はアクスタ>
・好きになったキャラを迎えて、撮影したり飾ってスグに楽しむ。
<男性はフィギュア>
・好きになったキャラを長く愛好し、模型になったら飾って楽しむ。
なのかなと。

そして楽しみ方はどちらもそれで良いでしょう。
早く商品化して欲しい気持ちはわかりますので、先にアクスタで楽しみつつ後で模型・フィギュアでも楽しむのが健全なのかなぁなどと思ったりします。
自分の会社はその点遅くて、申し訳ないなと思います。
流行に左右されないひと昔前の作品から展開していけば良いのですが、やっぱり最新作でお気に入りがあれば、早く展開したい気持ちはあるんですけどね。

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