警察官を辞めた時の心境
警察官を辞めた理由
「自分でビジネスをはじめたい」と考えたからです。
背景には色んな理由がありますが、ざっくりと下記のような内容です。
今思い返せば、むちゃくちゃですし、若かったあの時だからこそできたと思います。
・もっとお金を稼ぎたい
・自分は警察組織以外でより力が発揮できる
・社会でもっと多くの知識と経験を得たい
・東日本大震災発生時に、機動隊員だった自分の無力さを痛感して何か行動したいと思った
結局、これがあったから転職したという明確なものはないです。
私は転職エージェントとしても活動していますが、色んな方の転職に関わり転職とは単純なものではないと、理解しています。
が、そんなに複雑なものでもないと思っています。
それはまた別の機会に。
一つ言えるのは、当時のままの状態では飛躍的に成長できない、と思っていました。
警察官を続けていたとしたら、何か他の考えに至ったかもしれませんが、今となってはもう分かりません。
退職時は28歳、人生終わったかも。という恐怖感。
辞めた直後は、まっとうな社会人のルートから外れたという気持ちが押し寄せてきました。
次の仕事も決まっていなかったので。
今は、辞めたことに後悔はないですし、むしろ今の自営業の方が性に合っていると理解しています。
辞めて直後6ヶ月間の無職期間があったので、その時は怖くて怖くて仕方なかったことを覚えています。
当時、警察官を続けながら転職活動をするという選択肢は頭の中にありませんでした。
最後まで警察官として専念することが、自分の正義だと本当に思っていました。
次の仕事も公務員級の安定した職業を選ばなければ。
警察官を辞める=後ろめたいこと
と、錯覚していました。
警察官を辞めるということは、当時は何度も何度も考えて、出したはずの結論だったのに、いざ次の仕事を選ぶ際は安定的な職業を探していました。
結果的に、大学職員という職業を選びました。
安定した職業に転職したは良いが、警察官を辞めた時と同じ理由で、また辞めたくなる。
そもそも、警察官を辞めた1番の理由は、「自分でビジネスをはじめること」だったはずなのに、自分の視野の狭さゆえに安定的な職業を選択しました。
大学職員が、ダメだと言っているわけでは100%ないです。
むしろ大学職員は、教員の方とは違う角度から教育に関わることのできるめちゃくちゃ良い仕事です。
なってみて、本当によかったです。
しかし、自分だったらこうするのに、や、こうした方が良いのでは?という判断をする際に、公益的な職業であるが故にその選択肢ができないということが、多く発生していました。
その連続の中で、いまの職種では、自分の心を納得させることができないと思うようになりました。
その時にはもう、辞めることを考えていました。
民間企業へ転職
自分の力をつけるためにベンチャー企業の営業マンに転職しました。
何にも知りませんでした。
知らないということは罪だと思いました。
知らないと搾取されるだけですし、自分の負けになります。自分の信念を通す力ももぎ取られます。
この話は書いても、うす〜くなるので、やめておきます。
起業へ
その後、様々なご縁があり、個人事業主を経て法人を設立し現在4期目。
飲食業、人材業、フィットネス事業を主軸に「自分でビジネスをはじめる」ということに関しては実現できました。
辞めてから、何度も何度も恥をかいて、なんとか今、展望のようなものを見えるようになりました。
書きながらいろんなことを思い出しましたので、また思いつくままに書いていきたいと思いました!
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