【準備9割】一流のCAはやっている、お客様満足度を上げるための準備③
【開店時】開店時のお客様お出迎え時のコツ
皆様はお客様をお出迎えする時どのようなことに気を付けていますか?バタバタお出迎えしていませんか?忙しい雰囲気を出していませんか?「笑顔でやっています」と答えて下さる方、それは「御来店有難うございます」の笑顔ですか?(気持ちは込めていますか。)皆様の第一印象は0.5秒で決まると言われています。そして、その第一印象は長くて半年続くと言われており、変えにくい傾向があります。(心理学ではこれを初頭効果といいます。)ですので、お客様をお出迎えした皆様の態度次第でお店の印象が良くも悪くも0.5秒で決まってしまうということです。では、どのように気をつければ良いのでしょうか。
ここからは、元客室乗務員がお客様をお出迎えする際に気をつけていたことと照らし合わせながらレストラン(飲食店)が開店時にお客様をお出迎えする際に気をつけると良いことを第一印象(ファーストインプレッション)に焦点を当ててお伝えします。
【元客室乗務員がお客様ご搭乗時に気をつけていた事】
・どんなに準備にバタバタしていてもお出迎えの時間になると笑顔でお出迎えモードに切り替える。(お出迎え時の印象が後のサービスに繋がります。)
・お客様をよく観察し、最初の挨拶をお客様によって変える。飛行機に乗られるお客様は色々な方がいらっしゃいます。一つの例として、早朝便で眠そうな方にあえて大きな声で元気いっぱいに挨拶はしません。心地よい程度の声のボリュームで微笑むような笑顔で挨拶をします。
・お客様に合わせて挨拶の仕方を変えても笑顔は変えません。いつもwelcomeの笑顔でお迎えします。(遅延やお客様にご迷惑をお掛けしている場合を除き、笑顔を嫌う方はいません。)
【レストラン(飲食店)でお客様をお迎えする際に気をつけると良い事】
・第一声「いらっしゃいませ」の時のスマイルに気を付ける。(冒頭でもお伝えした通り、お客様はあなたを0.5秒で判断します。この一番最初の印象が重要です。)
・何か他にやることがあっても、手を止め、また立ち止まり笑顔でお出迎えをする。(これができるとお客様は大切にされていると感じます。)
・忙しくて手がどうしても離せないときは、お客様に「気づいています」という合図を送る。ニコッと笑顔でアイコンタクトをしたり、お声掛けをしたり。(ノーコンタクトでお客様を待たせないで下さい。お客様は放ったらかしを一番嫌います。)
ここまで第一印象(ファーストインプレッション)と笑顔の大切さに関してお話してきましたが、お客様をお出迎えする際の笑顔がもたらす効果を皆様はご存知ですか?(人への効果と自分への効果)人は笑うことで脳がオキシトシン(幸せホルモン、思いやりホルモンと言われているホルモン)を分泌し、自分だけでなく相手も幸福度が高まることがわかっています。そうすると、信頼関係を築いたり、助け合あうことが円滑になる。こうした要素が絡み合って、自分に幸せが返ってくる。とスマイルサイエンス学会代表理事も務める菅原徹さんも言っています。忙しくても皆様自身幸せでいるためにも笑顔を忘れずお客様に接して頂きたいと思います。
是非、明日からお客様をお出迎えする際、気を付けてみてください。「御来店ありがとうございます」と気持ちを込めてみて下さい。それはお客様に必ず伝わります。そうすることで、手も止まるでしょうし、自然にお客様に対しての一番のお出迎えができると思います。
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