あっという間の週末だった。

 金曜日は精神科の通院日。不眠が続いてきついので、前日買っておいたモンスターエナジーを寝起き即キメてなんとか準備をしていく。やっぱり身体への負荷はそれなりにあって、家を出る時に腹痛。でもトイレに行く暇もないし南無三!と自転車にまたがった。
 自転車を漕いで20分ぐらいに事件発生。前輪がふにゃふにゃに。完全にパンクしてしまった。漕ぐ力もいつもの倍ぐらいかかって、滝のような汗になりながらなんとか病院に着いた。この日はなぜだかやたらめったら患者が座ってる。それなりに広い待合室が埋まってた、20人はいたと思う。なにがあったんだ...

 主治医の勤務シフトが変わったので、診察室も変更。一番奥の8診へ。というか診察室どんだけあるんだこの病院...
 眠れないと言ってもピンと来ず、頓服1は?と聞かれて「え?頓服2しかないですよ」と言うと処方履歴を出されて「おら、頓服1と2だしとるで」と凄まれた。確かに書いてあるけど、その日は確かに変更なって話だったから完全に1ヶ月間まるまる見落としてた。それじゃ1と2をダブルで飲んで様子見やなとなって診察おわり。相変わらず医者畑だから一般就職に関しては無知も無知。音楽業界にこだわるなというのはもちろんわかるけど、この歳で警備員のパートでもやったら?とかさすがに頭がおかしいと思う。前回はオープンクローズも知らずにUberEATS行ったら?とかだし、もうむしろこの話題を出すなってぐらいだ。

 カウンセリングもいつもの調子、またも途中でトイレに行かれて数分ロス。その差分しっかり値引きしてくれよ...向こうの都合で勝手に中断されてお値段変わらずってこれもおかしい。こんなしょうもない1時間で3300円だったら、天下一品なんかでどか食いしてお釣りもらうほうがよっぽど良さそう。せめて保険適用してくれないと...中身はただのキャバクラの接待だぞ。

 薬局は11時過ぎですでに22番、やはりめちゃくちゃ混んでた。調剤を待ってる間に自転車屋さんを探して、一番近くのところを脳内地図にマーキングしておいた。時間がだいぶかかったので、そこからは難波ヒルズの将棋配信を追っかけて見てた。Wifi飛んでるからそこはグッド。配信終わるかもとなったけど、とりあえず続行はするみたい。日曜お昼にやってることが多いから、こういう暇な時にちょろっと見てる。
 メインの元大阪竜王は居飛車メインなんだけど振り飛車もめちゃくちゃに強くて、対戦者待ち中のCPU戦(最高レベル)では持ち時間の5分を休憩として、そこから一手10秒でぶちのめしてて格の違いを思い知った。向かい飛車にして強制的に飛車交換させてから完璧な受けを見せて最後は17香、18香、19香の三段ロケットが炸裂。自分なんてこのCPUに4枚落ちでも勝てないのに、もはやおもちゃみたいな感覚で勝利してた。そんな人でもたまに負ける事があるんだから、あのゲームは神々の遊びだな。自分はぴよ将棋で十分楽しい。

 将棋でいうと、移行支援に新しく入った発達障害の子が「オセロで負けたことなくて」とかどえらいビッグマウスをかましてて、「将棋はするの?」って聞いたら「出来ますよ。美濃囲いとか早石田とか」と用語をペラペラと話すので深堀りさせていった。
「矢倉は縦からの攻めには強いけど横には弱くてちょっと」「雁木...あれ弱いですよ」「穴熊、手数がかかるし言うほど強くない」とさすがに挑発じみた事まで言い出したので、おおそうかそうかじゃあ一局やってみようじゃないかと移行支援に置いてる将棋盤を持ってきた。
 戦型はもちろん彼の得意らしい早石田対自分は対抗型の居飛車穴熊。穴熊にするよと宣言したのに組ませるあたりでまぁ力量がわかるけど、こちらも居飛車はド素人。囲ったあとはむしろこちら側から角切って飛車切ってと振り飛車みたいなサバキで駒損しながらも主導権を握っていく。奪った銀桂で美濃の激痛ポイントを突破して、飛車を叩いてどかした隙に角を打ち込み馬と成り、ほぼ詰めろがかかった。発達の子は逃げながらも龍を2枚作ったが、穴熊の金をさらに1枚追加してあげて、結局1度も王手をかけられることなく完勝。久しぶりの対人戦、しかもいつもと逆側でドキドキしたけど、なんとか勝てて面子を保てた。これで負けてたらもう事業所で将棋の話すら出来なくなるところだった。「オセロ本気で強いと思ってるなら大阪支部の棋戦に参加してみたら?」と言うと「う~ん」っていうあたり、自分の百人一首みたいに周りが弱すぎてお山の大将になってるだけみたいだ。

 金曜日は通院のあと通所でくったくた。帰宅後にとろろそばを2人前ぺろっと食べたけど、そのあと急に疲労感がやってきてそのまま寝込んでた。夜中になって、借りてきた映画をなんとか観終えてまたパタリ。

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 今週借りた映画は「存在のない子供たち」。スラム生まれで出生証明書すらないから、誕生日どころか年齢もわからない。闇仕事で生計を立てつつ子供を事実上の人身売買としてお金に換える親というすごい境遇。「自分を産んだ罪」として両親に裁判を起こすというストーリーなのでこれは観るしかなかった。
 自分も両親を訴えたいとずっと思っていたし、去年に自殺未遂する時も「なんで産んだんや!」「普通は子供2人おるもんやからや!」というクズすぎる発言で自殺を決めた感じ。なので両親を処罰するのもだけど、こんなくだらない人生を終わらせる権利を得たいと日々思ってる。いわゆる死ぬ権利だ。そっちの都合で勝手に産んだんだから、自分の都合で死ぬ権利ぐらい認めてほしい。いつも言ってるけど、日本で安楽死制度が始まったらトップバッターになるつもり。障害もついてるし、拒否されることもなさそうだしな。

 土曜日の夜、映画の余韻もあってかどんよりとした雰囲気でひたすらなにかを貪っては寝ての繰り返し。このままじゃいかんとSNSを見たらSteamがセール中みたい。そういえばCivilization VIのDLCまだ買ってないなぁ、でも買ってもやる余力あるかなぁと踏ん切りがつかなかったけど、ええいと3900円ポチリ。新しいルールはないけど、新指導者2人と世界遺産や都市国家の追加、黙示録モードという天災祭りなオプションが入ってた。今後公開されるDLCを先買いする形でこのお値段、単品だと1000円だけどここはお布施としてでも先買い一択。特典としてアメリカとフランスの別バージョン指導者が今後もらえるみたい。アメリカはセオドア・ルーズベルト、フランスはカトリーヌ・ド・メディシス。カトリーヌは芸術のパトロンとしても有名な知略家。確たる証拠もなく虐殺やスパイとして悪名高いが、亡き主人への一途な愛もあって個人的には好き。いわゆるハメられた系王妃だろうな。

 とりあえず起動してみたけど、あぁそうだ新PCにしてModがなんかわけわからなくなって終わったんだと思い出した。一度大体のModを消して再起動したらとりあえず都市バナーが消えるとかいう致命的バグはなくなった。大著述家の傑作だと日本語で読み上げてくれるんだけど、なぜか傑作が生まれた!というログしか出なくてウ~ンとなったけど、入れてるModがバージョンアップして、シングルプレイでもそうしたクッションをスキップするオプションが自動でONになっていただけだった。OFFにしたらしっかり紫式部も読み上げるし、ゴッホの星月夜もしっかりと表示されて満足。

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 早速新しく追加された大コロンビアの英雄「シモン・ボリバル」でプレイ、ゲーム内キャラが肖像画ほぼほぼ完全コピーでテンションが上がる。レベルアップしたあとにも動けるという機動力抜群な能力はさすが革命家という感じか。首都は現コロンビアの首都でもあるボゴタ。南米はどこもかしこもボリバルすぎて結構すごい。通貨もボリバル、人工衛星もボリバル、もちろん空港もボリバル。ボリビアなんて名前がまずボリバル。歴史的認知度でいえばゲバラよりもよっぽど知名度が高い。音楽でも「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」というこれまたとんでもないオーケストラがあってお気に入りの楽団のひとつだ。なにがすごいって、元麻薬の密売や強盗して生計を立てていた子供が楽団員。楽譜も読めるかすら怪しそうだけど、力強い演奏はウィーンやベルリンとはまた一味違って良い感じ。アバドやラトルも指揮しにくるし、本当にとんでもない。

 さてゲームプレイ、大きなシステム変更もないからいつも通り蛮族をなんとか排除しつつ都市を量産。南の隣国がスコットランド(穏やかな国家)で安心したのもつかの間、北西にクレオパトラ(性格がコロコロ変わる)がいて、もしもに備えて弓兵を配置。2日に分けてなんとかクリアしきった。クリア自体は簡単だけど、時間と体力がやっぱりきつい。今回から追加された実績もなかなかにグロく、そしてバトロワ方式のオンラインをやり込む系も多くて実績コンプの欲求ががくっと減ってしまった。
 Civでバトロワ、発想は良いけどこれが非常につまらない。自分はひたすらシングルで指導者のロールプレイをしてるほうが合ってるなという感じ。神難易度でギリギリを攻めるのもさすがに飽きてきたし、なんか毎回ミッションというか縛りを入れて遊ぶのをやってみたいと考えてる。そういうランダムなミッションジェネレーターとか出回ってないかな、また今度探してみよう。

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 黙示録モードをONにしてクリアする実績があったからとりあえず入れてみたけど、開始直後から天災の連続。隕石は降ってくるわ、火山は大噴火するわ、良さげな熱帯雨林と思ったらこの通り焼け野原になってるわですごい。Gathering Stormルールで苦労していた川の氾濫がまだマシに見えてくる。こういうのはダムを作ればなんとか出来るからな。隕石なんてどう防げばいいのか...未来時代のテクノロジーで隕石防御レーザーとか追加されてるのかな、終盤で隕石が首都なんかに落ちたりでもしたらもう立て直しすら出来なさそうだ。さらに災害を「召喚」する預言者もいて本当に黙示録だ...

 という具合であっという間に週末が終わってしまった。中身はほぼなかったけど、Civ6のシーズンパスを買って復活したし、クリアも出来た。まぁこんなことしてる場合ではないから、また時間を作っては制作を進めていこう。アイデアはあるがスイッチが入らないこの障害がやっぱりきつすぎる。双極性のようにドドドとはならない純粋な鬱だから、本当にDAWを立ち上げるだけでも精一杯。こういう時にリアルの人に背中を押してもらいたいなといつも思う。やれば出来るのはわかってるけど、それでもやるのがしんどい...それに一度始めると4時間5時間は普通に使うから、Civじゃないけどもうあとこの作業だけ...のループ。こうして無駄に歳を取って終わるんだろうなと思うと悲しい。なんとかどうにか動かないと...

 7月1日から平常通りの通所になるから、これまでずっと投稿していた課題シリーズも明日が最後。ちょっとの間だったけど、だいぶライティングスキルは上がった気がする。これからは日記メインになってくるけど、頑張って書き続けよう。

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