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【対談】 ニュースレターは最強の採用ツール 〜株式会社東京ユニフォーム 堀田 朋彦 様

株式会社オモシロホンポでは、日本全国の中小企業の広告制作やコンサルティングを行なっています。株式会社東京ユニフォーム様では今年、ニュースレターの発行が通算50号を迎えました。ニュースレターの効果について、株式会社東京ユニフォームの常務取締役 堀田様にお聞きしました。


◾️ 出会いは2005年、小冊子の制作だった

ーオモシロホンポと関わるきっかけ

堀田 朋彦さま(以下、敬称略):
2005年にうちの小冊子を作ってもらったことがきっかけなんです。その時は、うちの社長と川上さんが中心になって作ったんですよね。

川上:
社長と共通の知り合いがいて、うちで作った小冊子を見てくれたんだよね。そしたら、社長が「うちも営業ツールで欲しい」って連絡してくれて。2005年はうちも広告やり始めたばっかだから「すっごいちゃんとした会社から問い合わせが来た!」って、自分の中で大騒ぎだったんですよ。ユニフォームを作る時の想いとか、会社の方向性とか聞くために10回以上取材して、半年以上かけて冊子を作ったんだよね。

堀田:
その時の冊子、まだありますよ。

川上:
うわっ!懐かしい!

堀田:
冊子の次に、FAXで取引先に送るニュースレターを作ってもらったんですよね。社員を何人か担当にして作り方を教えてもらって、その後は社内で内製化したんです。しばらく続けてたけど、3年ぐらいだったかな、そのニュースレターも回数が減って自然消滅。ニュースレターの担当を持ち回りにしてたんで、それが負担になったんですね。

川上:
自社のものって難しいよね。うちも自社のは後回しになっちゃうもん。

堀田:
訪問営業を3ヶ月に1回行けるような所は、うちの会社のことを分かってくれるんですけど、半年や1年に1回しか行けないようなお客さんにはそれが難しいんですよね。そういうお客さんにも、うちの会社が見えるようなことをやりたくて、一昨年から仕切り直しを初めたんです。ただ、社内で内製化するとやっぱり負担になるし、中途半端なものだともらう方もプラスにならないことは経験したので…。きちっと川上さんにお願いしましょうと決まったんですよね。

ーなぜニュースレターだったのか

堀田:
それはもう、社長が「やるなら川上さんとやる!」と。

川上:
連絡をもらった時にね、気合が入ったんですよ。絶対成功させようと。ここの社長は、2005年に実績もなくて信用もできるかどうか分かんない俺に、小冊子を作らせてるわけですよ。そういう機会をもらった人から、10年以上経ってニュースレターの相談をいただけたんだからね。


◾️ ニュースレターは期待を超えた内容で、お客さまから絶賛!

ー社外・社内の反応は「いいね!」だった

堀田:
1号目から攻めた内容だったので、正直言うと悪い反応が来ないか心配しました。

川上:
攻めた内容っていうのは、この号では東京ユニフォームの海外研修のことを紹介したんですよ。一歩間違えれば、内輪ノリになっちゃうし、お客さんに嫌味を言われたり、マイナスの印象を与えることになるネタだもんね。

堀田:
でも実際は「いいね!」っていう反響しか来なかった。お客さんから珍しがられたり、すごく羨ましがられたんですよね。社内でも最初は「こんなの出していいの?」っていう声はあったけど、お客さんから「ニュースレター見たよ」「研修旅行どうだった?」って話しかけられたそうなんです。それまでは、仕事の話しかできないんですけど、お客さんから声かけてもらって、もっと密な会話ができるようにんったんですよね。

川上:
ニュースレターが援護射撃をしてくれてますよね。

ー特に印象に残っている号

堀田:
空調服(※左右の腰の辺りに小型ファンを付け、夏でも涼しく快適に過ごせる作業服)を紹介した2号目ですね。1号目の反響が良かったので、このマネージャー5名がいい感じに振り切れてるんです。

川上:
みんなが気持ちよく、前向きに取材撮影に応じてくれたんですよね。これは俺が原稿書いたんだけど、もう楽しくって。一人でニヤニヤしながら原稿書いた記憶がある。大人がこういうことをやれる会社はすごいなって思った。

堀田:
期待を超えた内容でしたよ。お客さまにも絶賛されたので、この号をきっかけにみんな「自分もニュースレターに出たい」って思ってくれるようになったと思います。特にお客さんと接する機会の多いセールスプランナー(営業部)は、お客さんとの距離が近くなっているのを感じてるので、積極的に関わってくれるようになりましたよね。

川上:
東京ユニフォームの社員さんに会って話をすると、「ニュースレターすごくいいですよ」って言われるもんね。みんな気さくに声かけてくれるし、取材にも協力してくれる。全員攻撃でニュースレターを作れてる感じだもん。

堀田:
ニュースレターの効果を感じているので「みんなも全力で協力する」という気持ちになっているんじゃないですかね。


◾️ ニュースレターは最強の採用ツール

ーこれからオモシロホンポ に期待すること

堀田:
この調子でいきたいですね。あと、このニュースレターを採用活動でも積極的に使っていきたいと思ってます。うちの会社を知ってもらうツールとして、これは最強ですよね。これを見て入社したいって思ってくれる子がいれば、ミスマッチはなくなっていくと思います。

川上:
入社前にニュースレターを見てもらって、この輪の中に入れるか考えてもらう指標としては、すごく良いと思うんです。他の会社でも、合同説明会で会社案内とニュースレターを何号かバサッと渡すと、見られるのはニュースレターだって話を聞きますもんね。

堀田:
このニュースレターを見て、こういうのが苦手な人は間違いなくエントリーしてこないと思いますよ。

川上:
東京ユニフォームは、いい感じで浸透してると思います。社内で撮影をお願いした写真も、「こういう写真を撮ったらお客さんにも伝わるんじゃないかな」っていう相手目線で撮影してくれてるのを感じるんだよね。この方向で定期的に発行していけば、その熱量がお客さんにちゃんと届くし、それがマイナスになることは絶対にないから。この調子でいけばいいなと思ってます。

堀田:
この伝説の2号目を超えてもらいたいですね。毎号(笑)

川上:
毎号はムリですよ(笑)アーティストとかも2枚目か4枚目のアルバムがマックスじゃないですか!当てにいかずに作ることでしょうね。

堀田:
まあそうですね。あとは、今年入ってくる新人にニュースレターを任せたりして、新しい感覚のものを表現してもらえればと思いますね。

川上:
そうですね。毎回、社長と常務が期待してくれてるっていう感じを受けるんですよね。その気持ちに応えたいっていうふうに思うんですよ。手を抜けないですよね。そういう良い循環が今のところ続いているんじゃないかなと思います。

株式会社東京ユニフォームさま
・所在地:東京都千代田区岩本町2-16-5
・HP:https://www.tokyouniform.com/


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