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「あ~あ」と思いながら切なくなる

今日からワーケーションに来ています
今回泊っているのは、
国立がん研究センターの中に立っている
ちょっと特殊なホテル?

とはいえ、一般のホテルなので
我々一般人も泊れる
(と言うか、知らないで予約したんだけどね)

長期療養の方や入院している家族の方が
多く泊まるのか、
お部屋はみんなバリアフリーで清潔で
使い勝手が良い

私たちのお部屋はデラックスツイン47平米
お仕事できるいい感じの机といすがある💛


お部屋には電子レンジもついている
さらにラウンジもあって、ドリンクフリーで
24時間お仕事ができる電源付きの
環境があるのもGOOD!!

なかなか広くていい感じなのだけど、行ったのが午後だったので
西日が当たって暑くて暑くて私は早々に部屋に帰りました💦

我々は3時にチェックインして
少しラウンジでお仕事をした

夜になって、
「今日はお昼ご飯を食べ過ぎたので、
 夜ご飯はコンビニでいいか!」と、
1階にあるセブンイレブンに行った

おにぎりやサラダを持ってレジに並んだら、
私の前に並んでいるオジサンは
パジャマ姿で缶ビールを1本だけ持っている

「あれ?このおじさん、療養中なのかな?
 ビール飲んでいいの???」
と思っていたら…

お会計でコンビニのお兄さん
そのオジサンに誓約書みたいなものに名前を
書かせていた

「すごっ!」

自己責任ってことかー!

そのオジサン、
療養間もないのか、
まだいろいろなことに慣れていないらしく

たぶんご家族から与えられたのであろうnanacoでの
支払い方法がわかってないみたいで
レジから聞こえる
「ここにnanacoを当ててください」の音声に焦って、
レジのディスプレイに表示されているnanacoの映像を
指で一生懸命触ってる (;^_^A

「いや、ピカピカしてるところに、
 あなたのnanacoのカードを
 当てればいいんですよー」

って教えた方が良いのかと迷っているうち
レジのお兄さんがサクッとやってあげてホッとした


買い物を終えて、友人と
「あのおじさん、療養中なのに
 こっそりビール飲んでるんだよね 
 大丈夫なのかなー」
と言いながらエレベーターに乗ろうとしたら

そのオジサンが心細い顔で乗っていた…

このホテルのエレベーターは
乗り込んだらまず、
カードキーを所定の場所にタッチしないと
自分がおりる階のボタンがつかないタイプ

私の友人が
「ちょっとスミマセン」といって
オジサンの前でカードキーをパッと押して
私たちの降りる5階を押した

オジサンは
「えっ!今の何?!」という
顔をして驚いている
そこで、今度こそ

「まずここにご自分のカードをあててから
 降りる階を押すんですよ」
と教えてあげた

「あ~、そうなんだ」と
ホッとするオジサン

しかし、そのオジサンが降りるのは3階だったので
時すでに遅し…で、4階になっていた 

「遅かったね… (;^_^A 」
と小さい声で呟いて笑った

なんとも切なくてかわいい笑顔だった

オジサン頑張れー!! 元気になってね💛
と心の中でエールを送ったのであった

と、ここまで書いて
勝手にオジサンオジサンって言ってるけど
私の方が年上だったかもしれない…


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