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すぐその気になる

タイトルの写真は、先月行った下田で撮ったもの
なんか大きな鳥が飛んでるみたいじゃない?
(友人は鳳凰というが、私はハゲタカ?って思った)
でも、ちょっと気にいってる写真💕

今回の話と、この写真は全く関係ありません m(__)mアシカラズ

軽井沢ワーケーションから帰ってきて数日
穏やかに毎日過ごしております
家人も何となく調子がいい
ショートステイに行くと身体が柔らかくなってくる
うちにいるよりリラックスできるのかなぁ

2か月近く治らなくて懸案事項だった
「かかとの褥瘡」もやっと治ってきた!
よかったー

家人の介護中心に回る日常生活
今の生活の何がイヤなのか考えてみると
私は介護そのものがイヤなわけではないのかも
(もちろん楽しくはないけど)

家人は、暴れるわけでも駄々をこねるわけでもなく
歩けないから徘徊もしない
何もしなさ過ぎて
ボーっとする以外は私を困らせるわけではない

ハードなスケジュールではあるけど、
もうだいぶ慣れたし

一番イヤなのは
家人が回復しないことだ


毎回ここに思考が戻ってきてしまう (;^_^A

回復してもらうために
常に新しいリハビリを探してはトライし
時間やお金を少なからずかけている

私がせっかちな性格なのもあるけれど、
これだけしても回復のスピードが遅く
コスパ・タイパが悪すぎることが
何よりもイヤなのだ

これ以上お金と時間かけるのムダなのでは?
とつい、思ってしまう

けど、
今日、外来リハビリに行って
1年ぶりについてくれた先生が
「あれ?家人さん1年前とだいぶ違いますね!
 すごく身体が柔らかくなってる、いいですね!」
と言ってくれたり、

受付のお姉さんが
「家人さんの表情が最近いいですよね!」
なんてほめてくれたりすると

「え~?そうですかぁ? (〃▽〃)ポッ」
(もしかして回復の兆し?!)

なんて、すぐその気になって
また期待をしてしまうのであった

******

家人は自分のことでいっぱいいっぱいの時は
ボーっとしているか、うとうとしているかで
私に話しかけてくることはない

けど、電話がかかってきたり
インターフォンがなったりすると、

「だれだれ?」と必ず聞く

「あなたには関係ない人だよ
 なんで聞くの?」
「大丈夫かなーと思って」
「大丈夫じゃなかったら助けてくれるの?」
「いや、わかんない」

わかんないんかーい!
と突っ込みたくなる

家人は知りたがりだった
ビビリーなので、
安心と安全確保のために知りたいのだ

だから、
それによって行動を起こすとかはないんだけど
でも、興味関心を持っているだけでも
良いことなのかなと思うことにしている

**********

もうすぐオリンピック
前回の東京オリンピックの時は、
家人は退院してきたばかりで
オリンピックどころではなかった

ちょっとした音に敏感になって
今よりずっとビビリーだった

競技を見る余裕もなく
寝てばかりだった

身体はあの頃の方が動けたけど、
そう考えると、
今はずっと起きていられるし
脳の状態もマシにはなっているのかも

少なくとも今年は
「へー、オリンピックなんだ、楽しみだねぇ」
とは言える
(言ったそばから忘れるけど)
楽しもうという気持ちの余裕がある(多分)

でも
良くなってきていると前向きに考えたい一方で、
「オリンピックがまた開催される、
 あれからもう4年なんだー」
と、つい、遠い目になってしまう自分もいる…

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