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路地を通って
例年は年2回訪れる保育所。今年は5月が中止になったので、秋の一回のみになった。来年はどうなるかな。
一応それは仕事なんだけど、ちょっとした楽しみでもある。
先日、PENTAX MXの巻き上げシャフトが壊れてしまって、次のフィルムはどのカメラにしようかと迷って、OLYMPUS OM-2にした。レンズはG.ZUIKO 50mm F1.4。
MXは無事直ってまた使えるようになってほっとした。
OM-2を持って保育所に向かった。徒歩で。川沿いを行く。
小さな橋を渡って、狭い路地を抜ける。
保育所に到着したときは、お昼寝の時間。ここは市立の保育所で、0歳児から5歳児まで100人くらい。
しばし子どもたちとふれあった。
ここに来ると元気をもらえる。ここの担当をさせてもらえてよかったと思う。
帰り道は川の反対側の道を歩く。6月にはタチアオイがきれいな庭ではサルスベリが咲いていた。
これは木曜日の午後の出来事。
フィルムはまだ残っていたので日曜の朝の散歩にもOM-2を持って出た。
天気はくもり。
しばらくなかなかシャッターを切れなかった。まあそういう日もある。
踏切を渡って、河口で一枚撮った。保育所に行くとき歩いた川が流れつく場所。
さっきの踏切のところにあった看板に小学生は踏切ではなく地下道を通りましょうとあるけど、その地下道を通って戻る。
ここの狭い路地を通ると小さな祠がある。
この近くに新婚の頃住んでた。
この辺はまだ昭和が残っている。めっちゃ狭い路地がつながっていておもしろい。
フィルムが数枚だけ残っていたので、いつもの坂を上った。
毎日デジタルで撮ってるけれど、この感じはフィルム独特よね。
日曜だし、ちょっと遅い朝なので、普段会わない犬と会う。
そして、通りがかった知人に声をかけられ、挨拶を交わした。おはようございますの一言だけで、気分がよくなる。
狭い路地を抜けると、思いがけない場所につながっていることがある。反面、行き止まりになっていることもあるけれど。
昔から人が住んでたところはそういうのが残ってるから、歩きたくなる。人の生活が見える。
新しいところはきれいに整備されていて道も広くて見通しもいい。散歩もしやすいけれど、路地を歩くワクワク感は、なんとも言えないよさがある。
この先は行き止まりかも狭い路地見えないからこそ進みたくなり
OLYMPUS G.ZUIKO 50mm F1.4 / OLYMPUS OM-2 / Kodak Color Plus 200
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