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再会

かつて使っていたカメラと同じ機種を中古で再び購入するというのをはじめてやってしまった。

PENTAX K200D という機種で、ぼくがはじめて買ったデジイチ。2008年のモデル。12年前なんだけど、もっと前のような気もする。

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先代の犬はK200Dで撮った。家族旅行の思い出もたくさんある。小学校の運動会の写真も。

スマホ使う前の写真だ。とにかくうれしくて興奮しながら撮った。いろいろはじめてだった。

スペックがどうとかじゃなく、自分にとっての思い入れはピカイチなわけ。

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最近にわかにCCDセンサーが取りざたされてて、CMOSとは違った風味があっていいってのが話題になった。自分が使っていたころはCCDかCMOSかというのは気にしていなかった。無知だった。

でも、すごく気に入って使っていて、壊れた時はショックだった。たぶんいわゆる黒死病だ。

その後K-30を買って、格上げってことでK-3を買った。2年ほど前K-30も死んだのでK-70を息子用に買った。そんなにいらやん、と自分でも思うけれど、まあええやん。

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今日やってきたK200Dを見て、まさに再会だなと思った。昔の恋人に再会したかのよう。K-3と比較するとオモチャみたいなんだけど、あの頃の思い出が蘇る。他の機種では生じるわけない特別な感情。

たまたま昨日ジェットダイスケさんがK-mを紹介する動画を見た。K200Dが出た後すぐに出た機種で、同じセンサー。その動画でダイスケさんがCCDセンサーを絶賛しておられた。

K200Dのほうがちょっと重いけどスーパーインポーズがついてて防塵防滴仕様っていうことでちょっと上位機種になる。

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昼休みに魚眼ズームつけて撮ってみた。当たり前だけどAFが作動して、Pモードで普通に撮れた。ただ、Aモードでオールドレンズで撮ると暗い。なんでだろう。Mモードにしてグリーンボタンでシャッタースピード合わせたらいい露出になってたから、何かしら理由があるんだろう。

PENTAXにはこのグリーンボタンがついてるのが便利だ。他メーカーのこと知らないから比較して語れてないけど。困ったときに押せば適正露出を教えてくれるのである。

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M42マウントのタクマーつけて撮ったらこれまたちょっと懐かしい感じのいい雰囲気で撮れた(と思いこんでいる)。

急いで眠っていた単3のエネループを充電した。単3乾電池4本でも撮れるのである。K-30も専用バッテリーに加えて単3電池4本でも撮れたので持っていたヤツ。

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まさかここに来て再会することになるとは夢にも思っていなかった。別れがあれば出会いがあるものである。最近はカメラとの別れはあんまりないけれど(出会いが多くてヤバい)。

再会した相棒と、これからまた楽しませてもらおう。かつては一途だったのが今は多妻なんだけど(表現がヤラシイ)。

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PENTAX愛が止まらない。

忘れえぬかつての恋が蘇るあの頃のまま君はステキだ

Super-Takmar 55mm F1.8 / PENTAX K200D

Super-Multi-Coated Takumar 28mm F3.5 / PENTAX K200D

smc PENTAX-DA FISHEYE 10-17mm F3.5-4.5 / PENTAX K200D

smc PENTAX-FA 43mm F1.9 / FUJIFILM X-E3

 


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