ピンチ
日々のほほんと暮らしているわけだけれども、にわかにピンチがやって来ることがある。
息子に続いて娘も自転車で転倒してケガするとか。
ピンチにどう対処すべきか、散歩しながら妻と話す。
カメラは X-Pro1 レンズは XF 27mm F2.8。
まあ自転車で転倒した二人とも軽い擦り傷程度で済んだから事なきを得たんだけど、ピンチを招くハプニングというのは突然起こる。
突然起こったように思えるけれども実はじわじわ来てたことってこともあるね。
コップの水があふれた的な。
今日は仕事が半日で終わる日で、片づけしてると電話がかかってきた。
いわゆるクレームの類。
ちょっと嘘みたいな内容だったので書けないけれど、一瞬ピンチかと思った。
何だかんだとちょっとした修羅場は経験してきているので実際にはピンチにはならなかったんだけれど、電話をかけてきた主はたぶんそれなりにピンチなんだろうなと想像した。
何かに追い詰められているんじゃないかなって。
尋常じゃなかったからね。
その電話のラストは「このハゲ!」だった。
いろいろと問題のある言葉を連発されていたので、普通じゃないなというのはすぐにわかって、困ったなあとは思っていたんだけど、最後に捨て台詞を吐いてくれたおかげで、かえってすっきりした。
それは自滅やんって。
でもまあ気分のいいものではない。
この時期って、こういうのが増えるんやろか。
地元の商店街でまたシャッターが閉まった。ブティックが42年間の歴史に幕を下ろしておられた。一度も入ったことはない店だけれど、こうして店が閉まるのは寂しいことだ。
ピンチを乗り越えることができなかったのね。それとも勇退か。ブティックに勇退ってのがあるのか知らんけど。
家族団らんタイムでコンフィデンスマンをおもろいなあ、と見てるときにピンチな方から電話がかかってきた。
これまたナーバスな内容なのでもちろん書けないんだけど、かなり追い詰められている。困ったなあ。心配だし、オレたちも対応せなあかん。やれやれ。
ピンチに直面しているのは若者なんだけれど、ちょっと先が思いやられる。しんどそうやなあ、大丈夫かなあ。
生きてるといろいろあるわなあ。
ちょっとくらいちゃらんぽらんでテキトーにやってるほうが詰みにくいと思う。
真面目過ぎるともろい。
ちょっと余裕かまして遊ぶこと考えながらやり過ごしてるやつのほうがタフだ。
花の写真を毎日撮ってヘラヘラしてるくらいでちょうどいいわ。オレは。
それにしても、ここのお宅はいつも玄関先がお花で溢れている。感心しますわ。
お花が好きなんだろうなあ。
ピンチの時は好きなことに没頭するのがいいと思う。
ピンチはチャンスとも言うし、乗り越えたその先にはきっと明るい未来が待っている。たぶん。
ピンチを乗り越えた数が多いほど、たくましく生きることができんじゃないかなと思う。
もう二度と味わいたくない体験を何度かしてきたので、できればピンチには遭遇したくないと思っている。
ピンチも考え方ひとつで変わるから、うまく乗り越えていこうな。
修羅場を乗り越えたら、ちょっと楽に生きる術を身につけられるような気がする。
ピンチだなと思ったときほど冷静に。
このハゲ!はいただけない。
乗り越えてまた乗り越えて強くなるピンチはチャンス成長の糧
XF28mm F2.8 / FUJIFILM X-Pro1
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?