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うふ

木曜の夕方散歩は明るいうちに行けるからいい。木曜午後は仕事がオフで少し特別な時間。
fp に NOKTON CLASSIC 35mm F1.4 Ⅱで。

今日も少しばかり非日常を楽しんだ。
仕事がいつもと違う内容だった。

ずっと自分の蛸壺の中だけで働いていて、外の空気を吸う機会があんまりないもので。
今日はうちのスタッフ全員で外に出かけた。

そこらへんに茂っている雑草と化したススキも実は美しいように、日常の営みの中に思わずうふっと思える瞬間は散らばっている。

ほんの少し思い切って外に出ると、うふっと思えるものだ。

自分一人でうふっと思ってるだけじゃなく、まわりの仲間にもそう思ってもらえたら、うふうふだ。

今日はうふうふだった。たぶんみんなも楽しかったんじゃないかな。そうであったことを祈っている。

うふっとにやけてるうちに11月が終わっていった。
今年もあとひと月じゃないか。

早いねえ。

月末なので雑務がある。木曜午後は雑務を済ませる時間でもある。
ちょこちょこと普段さぼっていることをする。

月一回でも続けていればそれなりに残ってゆくもので、月一のルーチンも捨てたもんじゃない。

近所のラーメン屋で遅い昼食を済ませて、仕事場の庭仕事もした。

そのラーメン屋の前を夕方も通った。撮ってみたらなぜか気に入った一枚になった。ここでまたうふっとなる。

こういうささやかな喜びがあると気分がよくなる。うふは上機嫌になるための燃料だと思う。
その反対のむかはエネルギーを無駄に消費し、機嫌が悪くしてしまう。

こういう MF レンズは少し絞って遠くに合わせておけばピントを気にする必要がない。
なので空に向けても AF が迷ってシャッターが切れないってことがないのが快適だ。そんなことでいちいちむかってなってたらもったいない。

ヒコーキが液晶画面で見えなくてもだいたいあそこらへんやなって撮って、あとでトリミングしてしまえばOKじゃないか。

それでうふっと思える写真が撮れたなら幸せだ。

とうふからとを切り取ればうふである。

昨日はつけものからつを切り取ってけものになっていた。

たったそれだけのことでうふっと思える。

ピンボケでも手ブレでも今日はとうふ屋さんと金太郎のおかみさんのツーショットでうふっとなった。

とうふを買ってから寄った和菓子屋さんでガラス越しにゴジラを撮ってもうふっとなった。

うふうふな木曜日だった。

盛大に喜ばずともうふでいいうふも積もれば幸せになる

VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC 35mm F1.4 Ⅱ/ SIGMA fp

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