あとで気づいた
今日の午後、フィルムカメラで写真を撮って、現像に出して、スマホに転送して、noteに投稿して、別の写真を4枚Twitterにも投稿した。
https://twitter.com/omorish/status/1238066016359346177
自分でいいなと思ったものをあげるわけだけど、そこにあげた写真が今の自分のスキを凝縮してることに気づいた。
家族と、犬と、庭と、カメラ。
犬は家族の一員でもあるんだけど、犬との暮らしはこの15年続いてて今や犬なくしての生活は考えられない。
途中一年ほど犬がいない時期もあったけど、この家に住んで以来、毎日散歩して、一緒に布団に入り、排せつ物の後始末などもして、かわいいかわいいと撫で、甘える姿に癒されている。
生活の一部になっている庭は自然の一部で、小さな世界がそこにある。その世界は閉ざされているようでちゃんと外部ともつながっていて、更新され続けている。
一本だったトネリコから子が生まれ、もしかしたら孫も生まれているかもしれない。今や庭には数えきれないトネリコが茂っている。
買ってきた花の苗や木を植えたら、ここに合うものだけが生き残る。鳥がやってきて実をついばみ、時に種を落としてゆく。植えた覚えのない草木がいつの間にか生えてきてることもある。妻が愛する庭はこれからがますます楽しみな場所。
復活したフィルムカメラの楽しみははじまったばかり。もちろんデジタルと並行して遊ぶつもりで、フィルムやるとデジタルもよりおもしろくなりそう。
実はフィルムをやりだしたら、失敗ばっかりだった。その昔フィルムカメラしかない時代にもカメラは触っていたのに、今手にしているカメラはその当時のものより古いカメラなので、初心者なのである。
フィルムを装填して撮ってるつもりが巻き上がってなかったり、new FM2では使えないNikonの古いレンズを装着して絞りが効かないのをおかしいなあと思いながら撮ってみたり。上の写真の組み合わせはアウトなやつ。
失敗を繰り返しながらも、それはそれで勉強よね、と浅はかだった自分を笑う。もうちょっとちゃんと調べろよなって。
娘と息子が大きくなって、いつのまにか追い抜かされていることが増えた。わが子の成長ほどうれしいものはない。この写真は一か月半前だけど、そこからでも、二人は成長している。
だからぼくだってちょっとくらいは成長したい。まだ50になったばかりだ。
家族と犬と庭とカメラのほかにもスキはある。
ここまで触れてなかったけどスポーツも好きでバレーボールは中学の頃からの生涯スポーツだ。びっくりするくらい衰えて、小学生相手に教えててもすぐにきつくなるし手本もうまくできなくなってる。若いことはスポーツは見るものよりするものだったのが今ではするよりも見るに変わった。
する運動は散歩が中心になった。旅先でもカメラを持って歩く。妻はぼくと一緒だと歩かされるからちょっと気の毒なときがあるけれど、それでもだいたい機嫌よくつき合ってくれる。
しばらくはなかなか旅ができない状況かもしれないけど、そのうちまた旅の記録もここに残せたらなと思っている。
それから友だち少ないけど人との出会いは大切だだと思っていて、人からじゃないともらえない刺激を求めてうろうろしている。SNSなどを通じて受け取る刺激が圧倒的に増えたけど、リアルなふれあいもたまにあって、そこから得るものは大きい。
近所のおいしい店の店主たちはみなさんステキな人たちで、もうわざわざ遠くのお店に行く必要はなくなっている。ぼくと意気投合してくれる人がいたら連れて行きたい店ばかり。
最近知り合ってよい刺激を与えてくれているのがカバン職人のお二人。実はぼくがnoteを始めるきっかけの一つも彼らだったりする。
自分にはないものを持っている人が好きだ。でもどこか共通していて共感できるところがあるほうが惹かれる。
なんでこんなに自分のスキを連射してるかというと、好きだ好きだと言ってるとどこからともなくそれが集まってくるという法則を信じているから。そんな法則が実在するかは知らんけど。
今回の写真はみんなフィルムで撮ったやつ。カメラとレンズはどれだったかもうようわからん。
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