おはようカマキリ
朝、犬と散歩にでかけようと玄関扉開けたら、窓にカマキリがいた。
うちの庭はカマキリは歓迎なので、そっとしている。うちの庭で生まれたカマキリかどうかはわからないけれど、ここがカマキリの住処であればいいなあと思う。
12月になった。庭のモミジもずいぶん葉を落としている。いいところだけ切り取ろうと試みるも、それもそろそろ悩むようになってきている。
今朝のカメラは Z6 で、レンズは NIKKOR Z 50mm F1.8S 。50mmはこれさえあればええんちゃうかって思う人も多いのではないだろうか。
オレが持ってる中では一番優秀で、これで撮っておくとまあ間違いないやろって組み合わせ。
この組み合わせで撮るだけで雰囲気のある写真のできあがりやもん。
ファインダー覗いて真ん中らへんにピント合わせてシャッター押すだけ。
絞りは開放付近で。
全体的にはもうかなりみすぼらしくなってきたうちの庭のモミジだけど、ええカメラで切り取れば、かなりごまかせるのである。
まだまだ色づいた葉っぱがたくさんあるように見えるではないか。
写真ってこういうところが面白いなあって思う。あるがままのようであるがままとも違う。
カメラむけてシャッター切るだけなのに、撮る人によって全然違う景色が写っている。
一見同じ行為をしていてもねえ。
そこでどのカメラにするかとかどのレンズがいいとかってところに入ってしまって、あれこれ使うようになった。
そして機材にも際限がないことを知る。
際限ないけど何となく自分はこういうのが好きでこれで撮ってたら幸せだわって感じることができるとわかってくると、かなり満足できる。
どこで満足できるか、なのよね。人の欲というのも際限がない。
満足できないことでより良いものが生まれる。
足るを知れというけれど、足りないが進歩を生むのかもしれないなと思う。
足るを知れの解釈が間違っていると言われそうだけど。
けどやっぱ満足できるのっていいと思う。
そしてそもそも機材よりもたぶん大事なことがある。
身の丈に合った機材で、自分らしい写真が撮れて満足できたらめっちゃ幸せ。
カマキリくんはうちの庭で暮らして幸せだったかい?
幸せだったらうれしいよ。
ここで一生を終えるかどうか知らんけど。
優秀な機材でも、これだけでええわ、とはならんのがまたおもしろい。
今朝会ったカマキリさんは冬越さず春には次の世代生まれて
NIKKOR Z 50mm F1.8S / Nikon Z6
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