見出し画像

雨だから

土曜の午後は雨に。

今週は月曜も雨で、雨の中三室戸寺に行った。

その三室戸寺で、アジサイでつくられた昇鯉のアートが昨日で終了になったらしい。
花は生き物だから、長くは持たないのよね。

うちのカシワバアジサイも、よく見たら所々色が変わってきている。

無常なんですね。始まれば必ず終わる。

キレイに咲いてる花も、必ず朽ちてゆく。

だからこそ、こうして撮るわけですよ。

愛しい庭の子たちを。

カメラとレンズは三室戸寺に行ったときと同じ X-Pro3 に XF16-55 F2.8 のコンビ。レッドバッジはさすがなので撮ってて楽しい。

それもだけどやっぱ Pro3 のシャッター音がたまらんね。このカメラは官能的という表現が似合うカメラだと思う。いろいろすばらしい。

普段から撮ってすぐ液晶モニタで確認しないのが普通になってたらストレスなく使えると思う。
というかこのカメラに限らず、古いデジカメだと液晶画面がいけてないから確認したところであてにならんので、あんまり見てもしょうがないから、見なくてええよなってなるのよね。

RAW 現像するようになったらどうせあとで確認するからってなるというのもある。
撮って出しにこだわらなければ、撮ってすぐ確認する必要が乏しくなる。

この季節はこうして少々濡れても平気ってのはうれしい。気兼ねなく撮れる。

そしてアジサイなんかを撮ってると FUJIFILM の色ってゾクゾクするのよね。

庭で撮って、パソコンの画面で確認して、うちのアジサイたちもいいなあと思うと、また別のカメラで撮りたくなる。

庭だとすぐそれができるのよ。

SIGMA fp に SIGMA 45mm F2.8 DG DN の組み合わせで再び庭へ。

カメラとレンズが替わると、撮れる画が自ずと変わる。

そっちもええわけです。甲乙つけるなんていかに無意味かということを実感する。

どっちもええ、でええやんね。

開放がF2.8 というのが共通点ってだけで、ズームと単焦点だし APS-C とフルサイズだし、メーカー違うし。

それぞれのよさをこうして楽しませてもらう。

どっちもマクロレンズじゃないけれどもそこそこ寄れる。すばらしい。

こんなことしてるから、やらなあかんことが後回しになってしまう。

つい、楽しいことをやってしまう。

珍しく雨嫌いな犬が庭に出てきた。

もうすぐ10歳になるうちのイタグレ。

妻は犬をかわいいかわいいと言う。
そしてその妻はこれから庭を生き甲斐にしようと考えている。
子育ての次は庭いじりへ。

結婚する人が減っている。人口減の上に結婚しない人増えるわけだから、そりゃ加速度的に国は衰退していくわな。

人口が減る=国力の衰退とはいえないのかもしれないけれど、減り続けることに対しては一市民としても不安を覚える。

この近所だけかもしれないけれど、今年はアガパンサスがすごく元気で、つぼみがすごく多い。めっちゃ楽しみ。

Pro3 に fp に、撮ってて楽しいカメラたちを、こうしてとっかえひっかえできることに心から感謝しよう。

fp もええねえ。たまらんよ。愛すべき庭のアジサイちゃんを。

わざわざ出かけなくても、庭があるから。

雨だから中止になるも雨なので庭を愛でよう雨の午後には

XF 16-55mm F2.8 / FUJIFILM X-Pro3
SIGMA 45mm F2.8 DG DN / SIGMA fp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?