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母の味のお赤飯を作りました

 金木犀の母には、5人の子供がいます。5人の子供は母に慈しまれて育ちました。5人の子供はそれぞれ結婚して、孫が産まれました。金木犀の母の孫は13人いました。いましたというのは、残念ながら1人は亡くなっているためです。しかし、少子化の世の中で孫が13人というのは、かなり多い方かと思います。

 母は、子供の入学式や誕生日などの記念日にはよく赤飯を炊いてくれました。炊くときも炊飯器ではなく、餅つきでも使うドラム缶を加工して作った釜にセイロを載せて蒸す本格的なやり方で作っていました。

 当時は失礼ながら「また赤飯か」などと思っていました。しかし、今考えると前日から準備をして、マキで火をおこし赤飯を炊くというはなかなか大変な作業であることが当時は分からなかったのだと思います。

 そんな思い出があることから私も子供の記念日には、赤飯を炊くことがあります。今日も作ってみました。

 今回は、もち米900グラム(約6合)、大納言小豆250グラムで作りました。小豆は多めの方が美味しくて好きです。

 ①前日に小豆を煮て、煮汁と小豆に分けます。

 ②もち米をといで、煮汁につけます。

 ③翌日、蒸し器で蒸します。炊飯器でもできますがやはり私は蒸す方がいいと思います。最初は小豆を入れずに、20分蒸します。途中で天地返しをします。

 ④一度止めて、小豆と塩を入れた煮汁300mlと混ぜて再び20分蒸します。途中で天地返しをします。

 ⑤うまくできたようです。

 ⑥木桶にあけて、余分な水分を抜きます。

今回は、土井 善晴さんのレシピを参考にさせて頂きました。

 家族からも美味しいと好評でした。

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