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差別と支配者に立ち向かう人達

 「差別をしてはいけない」というのは、私たちは学校教育でも教わり、ほとんどの人は、「常識」として認識していると思います。

 でも、残念ながら、日本でも世界でも差別意識というのは、根強く残っていると言わざるを得ません。

 中でもインドのカースト制度というのは、憲法で禁止されているにも関わらず、人々の心に深く浸透しており、インド社会の闇となっているようです。

 カースト制度に関して、工藤康浩さんが書かれています。

 カーストの中でも最下層とされる「不可触民(ダリト)」と言われる人々がいます。

「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入るのも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」

 そんな人々をヒンドゥー教から仏教に改宗するという取り組みがあるというのを紹介されています。現在は、日本人の老僧が導いているそうです。

 「現世の人々は、前世の報いで今の身分に生まれたので、その役割を果たすことで、来世の幸福がもたらされるという徹底した宿命観。これがヒンドゥー教の「浄と不浄」や「輪廻(りんね)」の考え方と深く結びついている」

 と言います。これは、支配者にとって大変都合のいい考えです。下層の人がそれを信じている限り、今の地位は安泰だからです。

 万人の平等を説く仏教に改宗する理由はそこにあります。そんなことを私達に伝えてくれる、工藤さんの記事は貴重なものと考えます。


 もうお1人、支配者に抵抗する方を紹介します。

このシリーズで、いくつもの記事を書かれています。いずれも、この世の支配者、権力者にとって知られたら都合の悪い、「不都合な真実」を書かれています。このシリーズの1つを紹介します。

 じゅにーさんは、現役の病院薬剤師さんです。

 この記事の中で、じゅにーさんは、他の国ではガンとは診断されないような、小さな病変でも即手術、抗がん剤使用という流れに疑問を呈しています。

 これは、素人には、判断が難しい所で、医者にガンと言われたら、それを信じるしかないという気もします。しかし、よほど荒れた生活でもしない限り、ほうっておいても治るような、小さな病変はいたる所にあるそうです。

 このような医療関係の記事の他にも、「侵略」「団結」「野菜」「消毒」「数字」「権威」など、様々なテーマで、「支配者スイッチ」の記事を書かれています。いずれも考えさせられる、深いテーマばかりです。

 我々一般庶民が「支配者スイッチ」に対抗するには、やはり「知る」ということが第一だと思います。私たちは知らないことだらけです。じゅにーさんが書かれている記事は、人気シリーズで多くの読者がおられますが、知らない方にも是非読んで頂けたらと思います。

*このnoteは【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
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