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にゃんこぴーぴーぴー(Ver.R-1)

 R-1グランプリにエントリーした。R-1はピン芸で、1回戦のネタ時間は2分。それに合わせてネタを作っている。登壇は明日 1/5(金)。


 どーもー、◯◯でーす。

 さて、最近テレビつけると、みんな言ってるね。人工知能がどーとか、AIがこーとか。それから何だったか、えぇっと「にゃんこぴーぴーぴー」( … って言ったけ?) … これがまたすごいらしい。
 えっ?「にゃんこぴーぴーぴー」知らないの? なに聞いても答えてくれるらしいよ。レポートでも何でも書いてくれるんだって。
 … いやぁ、ここに相方がいれば、ツッコんでくれる場面なんだけど … 一生懸命ボケてるのに誰もツッコんでくれない … 何はともあれ先に進みますね。
 … さて、今日はなに話そうか? そう、あらかじめ「にゃんこぴーぴーぴー」に聞いておけばよかったんだよね。「ウケるネタ教えて」って。そうすればきっと上手くいったんだろうな。

 困ったなぁ、どうしよう? でも、考えてみると、今どき失敗できるのって、人間の特権なのかもしれないよ。AI時代には、失敗こそが人間の力になるんじゃないかな。
 だったら失敗してやろうじゃねーか。こうなったらいっそのこと「おもしろくない」話してやろうじゃねーか、ということで、いくよ。

昔々ある所に、真っ黒い猫(にゃんこ)がいました。
全身が真っ黒で、顔も白くない。足も白くない。
そして「尾も白くない」。

「にゃんこぴーぴーぴー」つながりね。

 尻尾! 分かる? 尻尾も黒いの。白くないの …
 … はぁっ … やったぁ失敗、いいねぇ。AIには出来ない失敗、人間だからこそできる大失敗。
 ありがとうございましたぁ。


 ここまでで2分間の予定。どや!?

◇      ◇      ◇

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