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哲学対話の終わり方


未来世界はどんなものか?

参加者3名 5/13(月)15:30〜16:50

 「こうなるだろう、なりそうだ」という予測だけでなく、「こうありたい」という希望、「どう対処するか?」という行動など、未来におけるあなたの姿が見えるような発言を期待します。
 未来を考えることの意味(なぜ?)を考えれば、またいろいろ見えてきそうです。

 自分なりにまとめてみよう。

  • どうなるか? (予測)
     AIをはじめとする「技術の進歩」と気候変動をはじめとする「環境危機」のせめぎ合い、どっちつかず、共倒れ。。。

  • どうありたいか?(希望)
     これまでが平和で快適だったから、未来もこれまで通りに、幸せに安心してそこそこ豊かであれば良いのかな?

  • どう対処するか? (行動)
     「環境がこれ以上悪化しないように、それを食い止めるためにどのように行動するか?」という方向性と、「環境悪化を既定のものと受け入れて、その中でどのように行動するか?」という方向性の2つがある。
     後者の例として、次のものが挙がった。
    ▷ 地球温暖化 → 食糧危機 → 東京脱出 → 地方移住 → 農業をやる
    ▷ いくら環境が悪化しても、火星移住よりは地下移住の方がマシ

  • それを考える意味?(なぜ?)
     結局のところ未来は読めないのだけれど、それを考えることはとても大切。漠然とした不安みたいなものはあるが、期待の裏返しでもある。
     どっちにしても、未来はやってくる。やるしかない。

 なんだか最後、元気が出てきた感じがした。

依存とは?

参加者4名 5/30(木)15:45〜16:40

 この日は初めて「本質観取」という手法で哲学対話してみた。一種のマニュアルみたいなものだが、なかなか上手くできたと思っている。
 テーマは「依存」。参加者の一人が持ち出してきたテーマだ。なかなか重いテーマだという気もするが、参加者みんなが納得できるようなものが引き出せたと思っている。こちら(↓)をご覧ください。

学びとは?

参加者3名 6/13(木)15:30〜17:05

 この日も「本質観取」という手法で哲学対話してみた。テーマは「学び」。なかなか上手くできたと思う一方で、私としては反省している部分もある。こちら(↓)をご覧ください。

哲学対話のこれから(どうするか?)

 ある日(2024.06.20)、哲学対話をやる予定の日に行ってみたら、やってきたのは私と生徒が一人だけ。「限界集落 … みたい」、そんな単語を散りばめながら、「さて、これからどうしようか?」という話になった。
 そうして決めたのは、テーマ「哲学対話のこれから(どうするか?)」で話をしようということ。「1週間後にやる」という旨を LINE に流した。
 そしてその日を迎えてみると、案の定というべきか、その日に集まったのもやっぱり2人。こうして哲学対話を打ち切ることに決めた。最後に私は次の文面をグループ LINE に流した。

「哲学対話をこれからどうするか?」について参加者2名で話をして、「ここで終了する」ことに決めました。
これまで十数回やってきた哲学対話、きっとこれから先に生きるはずです。私にとっても良い経験になりました。ありがとう。

 私は私で、他のメンバー と哲学対話を始めています。

◇      ◇      ◇

    ▽ 哲学対話、シーズン2
  ▷ 哲学対話・シーズン2、はじまる
  ▷ 依存とは?
  ▷ 学びとは?
  ▷ 哲学対話の終わり方

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