何の因果か、オンラインで全6回シリーズの漫才系の講習を受けている。その卒業課題のようなもので「SDGs」というお題が出た。講師がおそらく「ある程度の方向性を示しながら幅広く受け取れるもの」ということで選んだのだと思うが、私はそれを「SDGs を笑い飛ばせ!」という意味だと受け取って、文字通り「SDGs そのものを笑い飛ばしてやろう」と考えながら作っている。
というのは、もともと私は「SDGs って胡散臭い」と思っている。要するに、SDGs は「庶民に『良いことしてる』という(ゆがんだ)満足感を与え、子供たちに『未来は明るい』という(間違った)安心感を与え、企業活動に『どんどん進め』とゴーサインを与える」ためのものじゃないかと。
その実、人類は持続可能どころか破滅に向かって、減速どころか加速しながら、まっしぐらに進んでいる。SDGs はそれをいっとき忘れさせる効果がある。
SDGs が覆い隠そうとしているもの、それによって見えなくなっているもの、まずはそれを白日の下に晒したい。その一つの手段が「SDGs を笑い飛ばす」ことだ。愚痴るより、小言を言うより、貶すより、多くの人の共感を得るには「笑い飛ばす」のが効果的だろうと。そこから新しい未来が始まる。
6回シリーズの講習の5回目が始まる15分前に作り始めて、そこから膨らましたり削ったりしながら、さらに5回目・6回目に講師ならびに受講生からアドバイスをもらって修正(ブラッシュ・アップ)したものが、次の作品。ご覧あれ。
削った話を一応、何かのときに使えるかもしれないので、残しておく。
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〜 漫才を学ぶ・漫才で学ぶ 〜
▷ 漫才ワークショップに参加した
▷ お題はバレンタインデーです
▷ むかしむかしマッチング・アプリがあったとさ
▷ SDGs を笑い飛ばせ!