エスターを観た

普段はアニメか、観てもコメディかアクション程度という二次元オタクがエスターを観た感想と映画のミリしらを2つやっていきます。


まず、私は洋画を自主的に観たことが殆どない。観たとしても大体は題名を聞いたことがある超有名だからなんとなくとか金曜ロードショーでやってたから等そんな理由が多い。周りで洋画が好きな人も今まではいなかったので誰かから具体的にお勧めされて観たのも今回が初めてと言っても恐らく過言ではない。

そしてホラーは特に、基本的に観ません。
私は今も昔もホラーは苦手で世にも奇妙な話もろくに観れないレベル。勿論、洋画だけではなくリングや呪怨、貞子などの有名どころも観たことが無いです。

ただ、そんな私でもエスターはめちゃくちゃ面白かった!!
トラウマになったというレビューもあるそうですが私には幸い(?)グロ耐性はあったので平気でした。平気だけど、でもやっぱり怖かったです。

※以下1番重要な所はボカしてますが、ネタバレを含みます※



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最初はサイコパスな少女が家庭を壊そうとする、もしくは操ろうとするストーリーなのかなと思っていたのですが想像を超えていました。

私は一度エスターがシスターをボコボコにするシーンでギブしてしまったのですが、マックスがどうなるのか心配なのとエスターが何故こんな行動をするのかが気になってしょうがなかったので最後まで観ることができました。
ただ、1人で観るのは流石に怖かったので残りの1時間はエスターを勧めてくれた友人と同時に視聴することで何とかしました、ありがとう……

マックス最後まで無事で良かったです、トラウマは沢山植え付けられてそうで気になるけど。
とりあえず、あのカウンセラーさんじゃない別の所にケイトは行くべきですね。

エスターの人心掌握術、シスターを殺した際と後始末の手際の良さ、そしてダニエルを殺そうとする時の病院での行動など諸々に「頭良すぎない!?この子めちゃくちゃ賢い!」と素直に関心していたのですが、まさかあんなトリックが隠されていたとは驚きました。

後から考えると行動一つ一つに納得感もあって、最初からジョンに対しては甘えていたりする描写が沢山あるのに、ケイトに対してはドライとも取れる態度が多かったように思います。ピアノ弾けるの途中でバラしたりとか。
ある意味ライバルともいえる子供達を排除しようとしていたのは嫉妬心として解釈していたのですが、母親であるはずのケイトにまで敵対心があるのは何故なのかずっと引っかかっていました。
ケイトまでもライバル視している理由と、ジョンとの仲を引き裂きたがっている理由、それらがトリックが明かされて分かった時には爽快感に近い感覚がありました。

病院からの電話で真実が分かったラスト周辺、刃物を持ってケイトを追いかけるエスターの気迫がすごくて、前半は可愛い少女としか思っていなかったのに、どんどん印象も変わっていったのが怖かったです。

序盤から中盤のエスターは自らの目的を達成する為に猫を被っていて冷静かつ狡猾にジョンに取りいっていていたように思います。
ケイトの仕業に見せかけて自分の腕を折ることすらやってのけたのに最終的には似合わない化粧とドレスで誘惑に失敗する、そんな爪の甘さとでもいうのか……そういった部分が余計に異常性を際立たせているように感じました。

2020年に続編が出たらしく、日本では2023年に公開予定だそうで今から楽しみです。ホラー本当にめっちゃ苦手だけど絶対観る、誰かと一緒に。
でも映画館で観たらデカい声出して迷惑かけそうなので悩む、アマプラで配信してくれたら1番嬉しいです。

実はこの前に『シャイニング』も勧められて観ました、それも1人では観れなかったのですが……
シャイニングなかなか怖かったです。でも最後まで観ることができたのと、ホラーが苦手な私でも意外と楽しめたので今回エスターを観ることになりました。
勧めてくれたことに感謝。

あと、ホラーといっていいのか私には分からないのですが『ミッドサマー』も以前観ました。
説明をしてもらいながら観たのですが、とても良かったです、でも何故そう感じるのかの説明はできません。何が起こっているのかは分かっても、物語を理解して言語化するのは私には難しいです。

そして次に何を観るかの相談をしていた時の雑談の中で友人にミリしらがウケたので、それをおまけ的に書いていきます。

※以下、映画の感想ではなく名作のミリしら※
ミリしらって何?という方や、ミリしらが嫌いな方、そして興味ない方は回れ右でお願いします(あらすじ以外のネタバレはないはずです)




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『フォレスト・ガンプ』
フォレスト・ガンプという男性が走ることで人生を切り開いていくーーというストーリとのこと。

私の想像→森の中で退役軍人の男性が、軍とかの大きな組織に狙われて、銃撃戦を繰り広げながら車で爆走するアクション映画

題名からそのまま連想してこういう映画なのだと思い込んでいました。題名が人の名前という事に1番びっくりした。
実際はめちゃくちゃハートウォーミングムービーらしいのですが、3時間とかあるらしいので未視聴です、心を温めたいなって時に観る予定です。


『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
目に病気を抱えるシングルマザーが、同じ病を抱える子供の為にお金を貯める。でもそのお金を奪われそうになってーーというストーリーとのこと。

私の想像→バレエダンサーを夢見る女性。バイトをしながら小さな団体に所属していたが、ある日大きな劇団のプロデューサーを名乗る人物が現れる。だけどそれは詐欺で、その人物の口車にのって何もかも失ってしまう。そして女性は復讐を誓うーー。

さっきのに引き続き、全然違いました。
まず復讐劇じゃない。しかも職業もダンサーじゃなくて工場勤務らしいし、憧れてるのはバレエじゃなくてミュージカルだそうです。

この作品すごい鬱映画らしいので、精神的に余裕がありそうな時に観る予定です。一応ラストまであらすじを教えてもらったのですが、落ち込みそうな予感がめちゃくちゃします。二の足を踏んでしまう。

ミリしらはこんなところ。また他にあったら書きたいと思うけど映画が好きな人からしたら失礼かもしれないので、もし嫌だっていう方がいたらやめます。

ご意見あったら下さい。誤字脱字は無視するか、こっそり教えてくれると助かります。

おわり。


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