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優れたプロダクトマネージャーが備えるべき資質

プロダクトの責任者に求められる役割についてまとめます。

戦略の策定

まず必要なのは戦略の策定です。以下の要素で細分化し、関係者の進むべき方向を定めます。

  • 競合

  • 自社リソース

  • 競合優位性

  • ターゲットユーザー

  • キャッチコピー

戦略を定めることで、関係者は文字通り一丸となって事業に取り組めるようになります。この施策はプロダクトマネージャーでなければできないことです。

関係者のモチベーション向上

プロダクトマネージャーはプログラムも書けなければデザインもできませんし、UXを設計することもできません。マーケティング、広報、営業もできません。ですから関係者に依頼しなければ何も生み出せない存在です。

言い換えると、関係者のモチベーションが事業の成功を左右するのです。

関係者はプロですから、モチベーションが低くても最低限の仕事はするでしょう。しかしモチベーションが低いと事業責任者にフィードバックしなくなります。こうなると事業責任者が策定した戦略が正しいかどうか分からなくなります。

フィードバックなしでプロダクトが作成されればユーザーニーズと乖離し、使われないプロダクトになります。事業は成功せず、関係者はますますモチベーションが下がり、事業責任者の立場は危うくなるでしょう。

ゆえに、関係者のモチベーション向上は非常に大事なことです。

もっとも大事なことはモチベーションを管理すること

さて、上記2つをふまえてマネージャーが取るべきアクションは何でしょう?私は4つあると思います。

  1. 関係者は常に最高の仕事をしていると認識し、感謝を態度で示すこと

  2. 事業が成功しない場合は全て自分の責任だと覚悟を決めること

  3. 関係者に頭を下げて具体的なフィードバックを求めること

  4. 関係者を貶めて自分の立場を守るような真似は絶対にしないこと

モチベーション管理は戦略策定以上にめちゃくちゃ大事です。マネージャーは心に留めておいてください。


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