性格診断と価値観分析ではじめる1on1 | 個性の言語化をやりやすくする方法
性格は変に勘繰らずに、アプリの結果を相手に確認して、率直に質問して確かめるのが一番いい。
診断結果を質問して、話を聴き、考察する。そしてまた質問して、話を聴き、考察することの繰り返し。そんなことを何回か繰り返していると、だんだん相手の価値観が見えてくる。おぼろげな価値観の輪郭がはっきりしはじめる
行動のモチベーションをビッグファイブを基に判断して端的な言葉にまとめたものが「価値観」だと解釈している。
個性の言語化はむずかしい。言語化しようとしてもわかりやすい取っ掛かりがない。その中で、性格診断は取っ掛かりとして使いやすい。診断結果についてどう思うか質問し、話を聴き、考察して気になったことをまた質問⇒聴く⇒考察するというサイクルを繰り返して自己認識を上げる。
行動のモチベーションも、自己認識が上がると、より具体的な表現になる。たとえば「人と会うのが好き」な人であれば、自己認識が上がると「幅広く色んな人と社交するのが好き」という表現になる人もいれば、「気心の知れた少数の人と深い議論をするのが好き」という表現になる人もいる。この場合、根底には「社交性」という性格特性が存在している。診断結果から確認した、その人の最も特徴的な性格特性から言語化すると、個性の言語化はやりやすい。
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