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みんなが喜ぶ話の聞き方

「なんとなく話を聴くのが苦手。。」という悩みを持っている方は少なくありません。

私もそうです。相手に集中していれば大丈夫ですが、そうでない時にどう話を進めていけばいいのか悩むときがあります。

しかしそんなときでも、安心感を与える話の聴き方があると学びました。それは、「満遍なく話を聴く」という方法です。

満遍なく話を聴く、とは?

たとえば、就職活動している方が「A社かB社、どちらかで迷っている。どうすればいいか」と質問されたとします。どう回答すればいいと思いますか?

「どうすればいいか」と質問されたわけですから、「AかB、どちらかが良いと思います」と私は回答したくなります。しかし、情報が足りなさすぎるので、この時点で回答すると内容が空回りしてしまいます。

相手はアドバイスを求めているわけなのでアドバイスをしようと思いたくなりますが、意外とそうでもなかったりします。

実は、相手は自分の話を聞いてほしかったり、悩みを共有したかったり、さまざまなニーズが「どうすればいいか」の中に含まれているのです。なので、ニーズの理解と悩んだ内容の理解をしてあげる必要があると分かりました。

「AかB、どちらかを選ばれた経緯について教えてもらっていいですか?」と訊くのがまずは妥当な気がします。相談する前に悩んだ経緯があるはずなので、なるべく悩んだ経緯の「始まり」から訊くと良いと思います。

「転職を考えられたきっかけを教えてもらっていいですか?」みたいな感じで、できるだけ始まりから話を訊くと良い感じです。

ストーリーに共感しよう

悩みや葛藤は、大事なストーリーです。それを分かち合い、言葉にし、共感することで相手への敬意を示すわけです。

そうして心を整理して初めて、アドバイスをするという段階に入れます。まず相手のストーリーを理解して、共感するという段階が必要なのだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。私との対話に興味があればこちらから申し込みください。


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