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何故、こんなにも組踊の魅力にとりつかれたかの考察

自分でも1年程前までまったく知らなかった組踊に何故惹かれているのか不思議だと思って考えてみた。
多分だけど以下のようなことだと思う。

先ず20代の頃に組踊を聴いたとしても、絶対に10分も、持たない。
その頃は、洋楽ばかり聴いていた。
ロックが中心だったね。
JAZZも聴いていたけど、その後はクラシックに目覚め、コンサートにもよく行っていた。
交響曲も好きだったし、コンチェルトも好きだった。エッシェン・バッハの熱い指揮に興奮し、ムターやヒラリー・ハーンが来ると知ったら追いかけ、チェチーリア・バルトリの声に感動した。チケット代が高くて結局1度も行けなかったが、DVDでオペラもよく見てた。
指揮者では、ギュンター・ヴァント。
ピアニストは、グレン・グールド。
バイオリニストは、ヤッシャ・ハイフェッツ。
亡くなった方ばかりだけど、CDはよく聴いていたな。

学校の勉強はさっぱりだったが、本は歴史小説をよく読んでた。
司馬遼太郎や吉川英治なんかは、読み漁っていた。
だから頭の中は、どの時代かチャンプルー状態で、ぐっちゃぐちゃ。
日本や中国の歴史小説は、特に好きだった。
学生時代はスポーツクラブばかりで真っ黒だったから、読むようになったのは働きだしてからだけどね。
視力が一気に落ちてからは、本もあまり読まなくなった。

で、なんやかんやで三線を手にし、沖縄民謡を知った。ライブに行き始めた頃はカチャーシーが楽しかったけど、だんだんと情け唄の方が好きになっていって、じっくり聴きたくなった。古典音楽もいいなと感じ始めたそんな時に組踊を聴いた。

グダグダと書いてきたように、オペラなどのクラシックや歴史小説などが好きだった下地があったことと、最近好きになった琉球音楽が結びついた今だからこそ、組踊に惹かれるようになったんだなと思うという考察。

あっ、なんか納得してすっきりした😊