暗いものに心落ち着く
ぴかぴかに晴れる日が続いて
暖房をつけないでいい日も増えたけど
私は眩しい天気がちょっと苦手だ。
太陽サンサンのビーチとか「あああああ」って感じ。
きらいじゃないけど苦手なんだ。
逆にしんみりした曇りの日は心落ち着く。
家にいるときは雨が降ってるとよりリラックスできる。
晴れてると夫は「いい天気だね」って言うけど
わたしは「眩しい天気だね」って言う。
わたしにとってのいい天気はちょい曇りかな。
けど体は日光を求めているみたい。
ぽかぽか陽気の日に散歩すると調子がいいのが目に見えてわかる。
心は暗い天気が好きなんだけどね。
体はビタミンDを欲している。
🌧 🌧 🌧
退廃的な風景が好きだから、廃墟の写真を検索して見てる。
日本の廃墟はひたすらホラー感があるけど
海外の廃墟はゼルダ感があってコーフンする。
ここ夜になったらきっと魔物がわっさわっさ。👾👾👾
廃墟って検索するより「abandoned places」って検索した方がコーフンする風景が出てくることがわかった。
日本の田園風景を見ても全くノスタルジーを感じないんだけど
イギリスのダークファンタジー的な空を見ると
何故かわからないけど懐かしいなって感じる。
なんでだろう。
映画もくもり空っぽい話(?)が好き。
ハリーポッターは暗そうに見えて明るい(子ども向けですから)
かぐや姫の物語は明るそうに見えて暗い(だけど美しい)
グロテスクなものやただただ残酷なものは苦手だけど
人間の心の深淵を暴いていくような
じめじめしたミステリーものが好き。
動機が「そうだったのか!」って感じのが好き(伝われー)
ミステリードラマの主人公のおじさん刑事は一人娘がいて、事件に取り憑かれてる彼に娘だけは唯一気にかけてくれる、ってパターンが多い。
けどやっぱり何かが憑依したように事件にのめり込んでいってけして幸せになれないタイプの刑事がいっぱい。
ミステリーものの刑事って幸せじゃないほど魅力的に見えちゃうのなんでだろ。。
たぶん何が自分の人生をよりよくしてくれるとかそういう次元で生きていないんだな。
本能と執念だ。
さいきんのミステリーって加害者側の経緯を描いているものが多いなって思う。
デンマークの「特捜部Q」シリーズは元々そうだったけど
netflixのミステリーもそういうのが増えてきた(なんなら加害者のドキュメンタリーまである)
前にビレバンに寄ったら
エドワードゴーリーの絵本が試し読みできるようになってたから読んだ。
怖かったんだけど、なんか少し安堵に近い感覚を覚えた。
うまく言えないんだけど、暗い話を見ると「あなたもここにいていい」って言われてるようなきもちになる。
感動するものや明るいものを見てもそう思うことはないんだけど
暗いものに触れる時だけ、
同じように明るく生きられなくてもあなたもここにいていいって言われてるようなきもちになる。
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