最初の大きな一歩
Hybrid ER system導入に向けて一歩踏み出します。
運用をどうするか、どれくらいの稼働数を目指すか、何年でペイできるのか、などなど。考える事が多く、なかなか一筋縄では行きません。一時は三次救急でも無い当院で必要なのかとか諸々考えましたが、運営の方法を考える事で解決できる話題が多いようです。
自分自身が能動的に関係するはじめての高額医療機器であり、病院の存在自体を左右する機器です。無策なままに導入して悲鳴を上げている関連施設などもいると聞いていますが、僕の目が黒い限りはちゃんとした戦略でやっていきたいと思います。
理念だけでは救えないし機械だけでも救えない。一つ一つの症例に向き合う診療チームがあって、その在り方や戦略・戦術を検証する場があって、継続可能で採算性のあるプランを担保しないと民間病院で理念を追い求めることはできない。
ある意味自分にとって、最後かも知れない仕事。全力投球すべし。
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