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少し歳を取ったのかも知れない

緊急呼び出しの群発で少し疲弊している。そう自覚すること自体、少し歳取ったのかなと思う。そして、そう言うことを比較的素直に口にできること自体が自分時自身が若手最先鋒でなくなったことを意味するのだと思う。

2013年卒、医者になって7年目。世の中的にはまだまだ若手だと思うし、自分自身、若手だとは感じる。ただ、比較的年齢層の低い病院にいるせいか、一時期はマネージャーをやっていたせいか、少し斜に構えているところがあるように思う。一歩引いて物事が見えることは自分の長所だと思うが、引くには若過ぎるとも思う。静かなジレンマだ。

何かを始める時、やる理由を探していたのが少し前。最近は、やってはならない理由がないか気を付けている。越権じゃないかとかパワハラじゃないかとか僕がくだらないと思っていた価値観に謙るようになった。いつまでも荒ぶる存在ではいられないし、いてはならないのだから良いのだろうけど、臆病になっただけじゃないかと気にかかる。

1人ではなし得ないことがあるのだと最近身を持って感じる。24時間戦えても365日は続けられない。48時間戦ったら、10時間くらいは休憩したい。と言うか休憩しないと動けない。昔はこうじゃなかったのになと口にして寂しくなるけど、だからこそチーム作る必要があるのだと骨身に染みて言語化できる。

良い事も悪い事も、同じ一つの事象の表裏。ただ少し歳を取ったと言う事なのだろう。

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