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事実ベースの会話は(そんなに)面白くない

事実ベースの会話・・・ビジネスやロジカルシンキングなどと関連するものではなく、単純に事実を話しているぐらいのニュアンス

面白い・・・楽しい、興味深いぐらいの認識

今までに職場の飲み会が嫌いという記事を何回か書いたが、嫌いな理由の一つに会話がつまらないというものがある。自分のコミュニケーション能力のことはいったん棚に上げておく。相手によるとか場の雰囲気なども、もちろん影響するだろうがとりあえずおいておく。

職場の飲み会での会話は雑談みたいなものだと思っている。特にテーマをわざわざ設けて話すということはしないだろう。それは飲み会ではない。

事実ベースについて少しググっていたら、会話がつまらないのは事実ベースで話していて、意見を述べていないからだ、みたいなものがあった。

これは、そうだと思う。ビジネスだと事実ベースで話していればよく、面白さは最重要事項ではない。全く不要というわけではないと思うが。

飲み会や雑談だと、客観的事実と主観的事実が混ざり合った会話が多いと感じている。別にみんな話したいわけではないと思うのだが、職場の飲み会だと話しやすいテーマなので、業務内容について触れることが多い。

その場合は、半分仕事の延長みたいな会話になるので事実ベースでもそこまで問題はないものの、飲み会の会話としては何も面白くはない。

業務内容以外の内容だと、偏見だが、「休みの日に○○に行ってきた。○○した。○○ということがあった。」とか行動系の事実ベースの会話が多いか?

報告みたいなもので一方通行になりがちだと思う。上のような内容って面白いの?反応しづらくない?興味が無くても気を遣って質問してるの?

結果に対しての反応になるからなんか受け身っぽくなるんだよな。事実ベースだとこうなりがちだと思うので面白くない。確認作業っぽい。

仮に、「この前、家族で宇宙旅行に行ってきた」とか「副業でめちゃくちゃ稼いだ」みたいな特殊な話だと、いろいろ聞きたいことはあるし、話も展開するかもしれない。

自分にとっては、興味の有無が会話の起点なんだよな。

会話が始まる→会話内容に興味があるNOEND
                                  YES
内容を知っている(予想できる)NO自分から何か話す
                                  YES
       自分から何か話す

そこから話がひろがることもひろがらないこともある。

あとは、自分から会話を始めるという選択肢も一応あるが、食いつきが悪いとすぐに別の話題に移ってしまうのでこちらとしては面白くない。

誰かが何かをしたといった会話内容であった場合、もう少し詰めて5W1Hで考えてみると、
Whenいつ
Whereどこで
Whoだれが
Whatなにを
Whyなぜ
Howどのように

いつ・・・×
どこで・・・△
だれが・・・×
なにを・・・○
なぜ・・・△
どのように・・・△

興味がある項目としてはこんな感じになると思う。事実ベースの会話だと
全部×ということも少なくない気がする。その人がやりそうにないことをした場合は、意外性はあるかもしれないが、面白さとは別だろうなと感じる。

「だれが」というのは人によっては面白い場合もあるが、面白さの肝は「なにを」の場合が多いと思う。

誰かが興味のない話をしている時は、何か面白い話題はないかと考えるが、そのうち帰りたいという気持ちが大きくなる。

このパターンが多いので、最初から参加しなくていいやという結論になる。
(※これは、職場の飲み会の場合)

もうちょっと、何々についてどう思う?のような議論とまではいかないが意見の出し合いみたいな会話がしたいと思ってしまう。そうなると、会話の参加者は2、3人ぐらいがいい。質問されるより質問したい。

会話ではなく、何か自分が興味のある作品をみる場合は、一方通行ではあるが、事実ベースだろうがなかろうが、飲み会よりははるかに面白いだろう。

なぜ、(職場の)飲み会はつまらないかを、その空気をつくっている職場のメンバーを交えて、この記事の話をしてみたい気持ちは少しある。

実行はしないけど

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