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最後の晩餐、その後①〜木曜夜に寝落ちする弟子たち〜 マルコ14章

コニツワ〜もちマでっす。
もうなんぼなんでもnote書きすぎだろって思われたアナタ。
読んでくれてありがとゴイザマス(まだまだいくよ着いてきてェ!)

最後の晩餐の会場準備に関してはこのコミックでざっくり(でも聖書にできるだけ忠実に)描かれてるのでぜひご覧くださいねっ!

このコミックで弟子たちが食事の会場を準備している間、イエスを裏切るユダは祭司長のところに行って、イエスを売る約束をしたんです。祭司長は民たちがイエスを信じて祭司長たちが持つ権力を奪うのではないかと懸念していました。ユダめ…そこまでしてその銀貨30枚欲しかったんか…

(銀貨30枚っていくらか気になったけど推定銀貨1枚が兵士の日給らしい)
この知恵袋の答えの中とは違う計算になるけど日給1万として銀貨30枚は30万円くらいかな? お小遣いにしては高いけどさ、人の命と引き換えにこの値段は安すぎやしないか?

聖餐式の起源〜パンと葡萄酒の契り〜 マルコ14:22

イエスの言う通り食事の会場を準備できた弟子たちは、ご馳走にありついてほっと一息。もうBGMは多分なんばグランド花月に流れるあの曲(ほんわかほんわっほんわかほんわっ)くらいほんわかみんなで家族団欒ならぬ弟子団欒してたことでしょう。そこに突然イエスの「この中に私を裏切る者がいる」発言に弟子たち大混乱。「ええええええ、今!?」「楽しくご飯食べようよおお」って弟子たちの心の叫びが聞こえてくるよう笑

弟子たちは誰も知りませんでしたが、イエスはこの晩ごはんが、弟子たちと過ごす最後の晩ごはんであることを知っていました。だからこの時、この瞬間にしか伝えられないことだったのです。

ほんわかしたディナータイムが一気にシリアスタイムになったこの瞬間、イエスは突然手元にあったパンを裂きながら神をほめたたえて弟子たちに配り、「取りなさい、これはわたしのからだです」と言ったんです。たぶん弟子たちの何人かは「いや、それパンや」って思ったと思う。私がその場にいたら多分声出ちゃう。「先生、それパンや」って。

また、その直後、感謝の祈りを捧げながらワインをみんなのグラスに注ぎながら「これは、多くの人のために流される、わたしの契約の血です」と言いました。たぶん弟子たちの何人かは「いや、それワインや」って思(略

でもこの場にいた弟子たちは本当にわからなかったはず。
数ヶ月一緒に旅をしてきた先生が、まさか明日の朝、仲間に裏切られて十字架に架かるだなんて。

ほんわか食後のハイキング

食後、みんなはオリーブ山に賛美の歌を歌い出かけます。成人男性13人が歌いながら食後のハイキングだなんて可愛らしいですよね。(ほっこり)
でもそのほっこり道中にまたイエスはシリアスモーメントぶっ込んできます。

イエスは弟子たちにこんなことを言い放ちます「あなた方は皆つまずきます」(つまずくとは、信仰に対する困難などが起こり、信仰を捨てそうになること・または捨てること)。弟子たちの中でも特に熱心にイエスの教えを聞いていたペテロは「他の弟子たちがつまずくんはわかるけど俺はぜってえつまずかんよ!」とイエスに猛アピール。しかしイエスは答えて言います。「まことにあなたに言います。まさに今夜、鶏が2度鳴く前に、あなたは3度、わたしを知らないと言います」

マジかよ案件ですがこれはなんと言っても神の子イエスの言葉。ペテロ氏ほんとにこの後数時間で「そんな人知らない!俺はその人と関係ない!」と3回も言っちゃうんです。ペテロ〜!

イエスのツッコミスキルも追いつかない3度寝落ちボケかます弟子たち

そんなほんわかハイキングも目的地ゲッセマネに着く頃には弟子たちはヘトヘト。

ペテロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて祈りに行き、十字架に架かる
苦しみが自分から遠ざけられるよう祈ったのです。イエスはめっちゃ嫌だったんです。こんなシリアスな祈りしてるのに弟子たち静かやなと思ったんですかね、イエスが振り返ると弟子たち爆睡。オイオーーーイ!イエスは「目を覚ましておれ言うたやないかーい」と言いながらまた少し離れたところで同じように祈ったんです。やっぱり苦しんで死ぬの、めっちゃ嫌だったんですね。

そしてまた弟子たちを見やると、またまた爆睡。オイオイオーーーイ!まじかまじか。そんなこんな三度目も爆睡してる弟子たち見てイエスももうおこだから「もう十分です。人の子は罪人の手に渡されます。私をうらぎる者が近くにきています」と諭します。切り替え早い!さすがイエス様!弟子たち、そこは頑張ろうよ!3回同じボケしてもいくら全能のイエス様でもツッコミスキルが追いつかないよ!

口づけが裏切りの合図

イエスを裏切るユダはたくさんの武装したゴロツキを引き連れてイエスの前に現れます。ババーン

当時SNSがあったわけでもないし、イエスの顔をみんな知ってたわけでもないので、ユダはある方法でそのゴロツキたちに「イエスはこの人」だと伝えます。

「わたしが口づけする人がイエスその人です。」イスラエル近辺の中東の文化では口づけはあいさつ、特に[親愛の証]として用いられていたそう。日本人じゃあ考えられないよね(いつもアメリカの教会で夫の古い知り合いにハグ&キスされるだけで身の毛がよだつパーソナルスペース広い人間)。

そんなこんなでイエスはユダによって裏切られ、イエスを日曜にはほめたたえていたであろう人々に引き渡されてこの翌朝9:00には十字架に架けられます。

いつの時代も一番怖いのは生きている人間よね

God bless! -もちマ

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