身体ごと食事処


赤ちゃんが生まれてから10日が経った。とくに気分の落ち込みもなく、身体の回復もかなりしているんじゃないかなあ。ただただ可愛くて、そして毎秒心配。元気かなー?生きてるよねー?大丈夫!?をずっとやってる。

子どもが生まれてから、配偶者のこと全然好きじゃなくなっちゃった人とか、よくインターネットで見るけど、ほんとに24時間二人三脚で障害物競争のピンポン球の入ったおたま持って走るやつ、ただしピンポン球ではなくたまごなので落としたら終わりです!をやり続けてる感じ。そりゃ全然走ってくれなくて引きづらなきゃいけなかったり、たまごが落ちそうなのに気にしなかったりしたら、たしかに嫌いになっちゃうかも。というか、すごくがっかりするだろうな。掛け替えのない大事な大事なたまごなのに!!!

今のところ、足並み揃えて2人でめちゃくちゃ疲れてるのでいい感じ。育休取ってくれて、毎食ご飯作ってくれて、本当にいい奴。でも、これからもずっと二人三脚でやっていく以上、どっちも一生懸命だからこそ「ここは慎重にいこう!」「いや!素早く走り抜けるべきだ!」みたいなズレはあるだろうなーと思う。まあせっかく結婚したんだから対話を楽しんでいきたいですね。

つい先日まで生命を運ぶ生命袋だった自分が、生まれた途端身体ごと食事処に変わったのも面白い。自分がちゃんと栄養を摂ることは、赤ちゃんにいいもの食べてもらうための仕入れみたいなものだ。そう思って、ピーマンとかもちゃんと食べている。えらい。わたしが食べられそうな味付けをして食卓に出してくれる配偶者はもっとえらい。

幸い、今のところ(全部今のところ、になっちゃう。赤ちゃんがこの先どうなっていくのか、全く想像がつかないから!)大変いい子で、よく食べ、よく眠るので、自分のことも少しずつやっていきたいと思う。まずは体力を回復したいので軽い運動からやっていこうかな。体力がちょっと戻ってきたら今度こそドラゴを倒さないと……!

私は本心から「ストーリーが面白い」と思ってリングフィットアドベンチャーをプレイしております。

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