見出し画像

PTAの仕事好きかも

少し前に息子の運動会があって
現在、学級委員というPTA役員をやっている私は、
前もって子どもがくじで引いた番号順に
保護者に並んでもらって入場を促す係、を割り当てられた。
コロナ禍で、ここ数年は
運動会のやり方、保護者の制限、入場の仕方、観覧席の場所など
毎年変わっているように思う。

数年前にPTA本部を経験している私は
事前に学校側とどんな打ち合わせがあって、
全体的にどんな係がどんな動きをするのかだいたい分かっている。
そのせいか、今回の係の仕事も割とテキパキできたし
他の係の保護者の方ともお喋りしたり
列に並んだ顔見知りの保護者の方たちと久しぶりに挨拶したり
なんだかとても楽しかった。
その場限りの、上辺だけの会話かもしれないけど結構楽しい。
人はやはりコミュニケーションの生き物なのだなぁと思い知らされる。

また別の日、
私は昨年度、上の子の方でこれまた学級委員の役員をやっていたため
今年度の役員の方たちへ引継ぎをするために全体会に行ってきた。
コロナ禍で活動自体がほとんどなかったため引き継ぐことも特にないのだが、行くと、
全体の1/4の保護者が顔見知りであった。
おそらくお互いに「また役員やってるの~?」と思っている、
もしくは声に出して言っている。

嫌われがちなPTA役員ではあるが、やる人は何度もやっている。
という事は、結構楽しんでやっている人、いるのでは?
私自身、今まで「やります!」と立候補してきたわけではないが
やる人が誰もいないならやりますよ、というスタンスで引き受けてきた。
やってみて、
とても大変だったなぁという思いはそこまで無くて
楽しかったなぁ、とか
やらなかったら知り合えなかった人たちと知り合えたなぁ、とか
そんな思いしかない。
嫌な思いを全くしなかったとは言わないが、
孤立無援だったわけじゃないから別に平気だった。

今、PTAは過渡期であるように思う。
私のような人はかなりの少数派で、やりたくない人が大半だと思う。
何がそんなに嫌なんだろう?と思いちょっと調べたら
強制的にやらなければならない状況、という事が負担であるらしい。
強制的に全員にやってもらうために不必要な仕事があったりもするらしい。
この仕事やる意味あるかな?って思いながらその仕事を楽しむのはなかなか難しい。ましてやボランティアである。

学校側と保護者が、
子どもたちのために
必要だと思う事を話し合って
それを、出来る人がやればいい、
それだけの話ではないか、と思う。

きっちりきっちり過去の活動通りに枠に収めようとせずに
ゆったりゆったり、負担に思わない程度の
欲を言えば楽しめる余裕を持てるくらいの
活動になればいいなぁと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?