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20240501【定点観測】

毎日書いているのにまとまらずに下書きだけがたまり続ける。
これはnoteの皆さまにはあるあるなのかしら。

今日は出先で、沸騰しそうな頭を落ち着かせるために喫茶店に入って、いちごのチーズケーキを食べながら、勢いに任せてスマホで書いてみる。
やっぱり書きにくいなぁ。目も疲れる。
けれど、動揺中は珈琲と甘味と薄暗い照明に限る。
たすかるぜ。

今日は、かねてから検討しつつもなんやかんやと言い訳をつけては逃げ回っていた歯科矯正に向けて初めて動き出した。

ゆるっと情報集めを始めたのが昨年末あたり。
先月、近所の歯医者さんで相談して、多分ここでは手に負えぬ、ということで自分でも色々調べてみた一軒目にまずは相談へ。

電車で1時間。雨降りの中馴染みのない街へ到着。
ドキドキしながら自分の状況を説明して、
レントゲンを見ながら丁寧に説明を受ける。
思っていた以上の厄介な歯並び&コンディションにより、通常より1.5倍くらい年数かかるとのこと。最低でも3年。。
まあ、42歳くらいに一応終わって、そこからはメンテナンス期になるようだ。人生後半に向けて、まともな噛み合わせで、健康においしいものを食べるために、始めるならいい時期かもしれない。
これ以上判断を先送りしていいことはなさそうだ。

しかし、最低でも4本抜歯、場合によっては親知らずも入れて8本抜歯と言われて、ショックが大きい。ただ最低4本のうち、3本はもともと神経がすでになくボロボロに傷んでいるし、体調が崩れるとちょっとした痛みも出るのでその悩みから解放されるという点ではいいかもしれない。
歯医者さんからも、これらの歯が神経を抜くことになったのは、虫歯ではなくて構造上の問題だろうなぁと言われた。歯ぎしりや食いしばりが小学生の頃からひどく、割れまくっていたのだ。

若い頃、本当に歯医者運が悪かった。
それは無知と運と経済力と、その他色々な要因があったけど。

後になって、全く不要な治療で事態が悪化していたことがわかったり、防げたことが防げていなかったことがわかったり。

奨学金を借りつつ、死ぬほどバイトをしてた大学生だったのに、そんな信用ならぬ医者にせっせと大金を払っていた。その時の、被害者意識がなかなか抜けない。選択するには経験値も浅く、無知だった。今はもう少し知恵もついたが、その時の経験から自分で選ぶとロクなことがない、と思ってしまっている節がある。

とにかく、歯医者さんを信用できないという問題を克服できぬまま今に至る。

矯正となると、とにかくお金がかかる。
時間もかかる。
そのうえ、歯を抜くし、はじめたら後戻りできない感が強くて、それこそ信用できぬままそんな大変なことを委ねるわけにはいかず、今までずっと判断を先送りにしてきた。

けれど、今ある材料(今の歯並びと歯そのもののコンディション)では、いずれにしろ問題が山積みで、そのうち確実にダメになる歯があるので、その歯をいずれインプラントにするくらいなら、抜歯して歯並びを変えた方がメリットがありそうだ。

失敗したらどうしよう、歯医者さん選び間違ってるかも、お金がめちゃくちゃかかるし、夫にも申し訳ない。痛いのもこわいし。と、なんとなくの不安要素ばかりが無条件に湧き出てくるけれど、
ひとつひとつ細かく見ていけば、建設的な判断ができそうな気がしてきた。

お金の問題も大きいが、少ない貯金があっさり無くなりそうな不安は、逆に働くモチベーションにつながりそうだ。
夫に申し訳ない気持ちは、これでコンディションがよくなれば、夫にとっても楽しい時間が増えるということで、それはこれからの長い夫婦生活にとってもいいことなはず。

痛いのはどうしようもないが、経験者の友人たちも頑張って乗り越えていたのだから、わたしもできると信じるしかない。

歯医者さん選びは、まずはあと数院、違う歯医者さんに行ってみてほかの見解も聞いてみて納得いくまで話を聞くしかない。

あと、あながちトンチンカンでもないかもしれぬぞ、と思ったのは、馴染みのない街がひとつ、生活圏に入ってくることのワクワクも大きいかなと思った。
わたしはもともと、馴染みのない街が好きなのだ。3年間毎月通うと思うと、少し楽しい気もしてきた。
そうだその調子。

怖いことも不安なことも、できる限りグッドバイバスで取り組みたい。
始まったばかりだけれど、未来のわたしがお前よくやった!おかげで今、いい感じだぞ!と言ってくれるように、がんばるぞ!!