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フランス旅行1日目(成田空港~ロワシーホテル)


■ 成田空港

多分10年ぶりの成田空港。飛行機に乗ること自体がこれまでの人生で少なかったので、少し楽しみである。

8時半頃までに添乗員のところに集合だったので、事前にWi-Fiをレンタルしてから、旅行代理店のカウンターに向かい、説明を受けた。

搭乗手続をし、スーツケースを預け、保安検査と出国審査をして、成田空港の店を見て回りつつ、搭乗口のあたりで待つ。
乗るのはエールフランス。フランスへの直行便で、確か14~15時間くらいだったと思う。

■ 飛行機の中(エールフランス)

足元にリュックを置き、参考書を座席前のポケットに入れる。
とにかく機内食が楽しみである。

乗って1時間くらいしたら、機内食が出てきた。
パンの手前に映っていないが、チーズがあって、これがすごく美味しかった。フランスのチーズ、美味しい・・・!!
フランス現地での食に期待が高まるのであった。

2回目の機内食。
なんだか軽食みたいなのが出てきた。パウンドケーキやリンゴジュースも入っていたが、もう甘いものは要らない感じである。

機内ではほとんど灯りが落ちていたので、参考書はほとんど読めなかった。もう寝るしかない感じ。
確かに、映画とかテレビ番組とか観れるようになっているけど、前の人が席を倒すと目の前に画面が迫ってくるし、暗い中で光が目に刺さる。
そんなに映画とかテレビ番組とか観る気になれなかったが、あまりの暇さに、昔観たことのある「チャーリーとチョコレート工場」を観た。新しい作品を観る気力がなくなっている・・・。

隣はフランス人親子だったと思うが、席を立ちたいときに「エクスキューズミー」とか「サンキュー」とか言っていて、私は笑顔を作りながら聞こえないほどの声で何かを言い、頷くのみであった。
こんなときは「ノープロブレム」と言えば良いのかな?それとも「ノットアットオール」?「ユアウェルカム」って変だろうか?
答えが見つからなかったからだ。

飛行機14~15時間はとにかく地獄で、通路側席だったので2時間に1回くらいはトイレに立って体を伸ばしたりしたが、そんなの追い付かないくらい苦しく、足は浮腫み上げた。
あと、到着5分前くらいから乗り物酔いが急激に来て、具合が悪かった。

海外旅行は良い。多分、また行きたいだろう。
でも、この14~15時間は地獄。この時間があると思ったら、海外はもう無理なんじゃないかと思うほど辛い。
帰りは少しは時間は短くなるようだが、それでも12~13時間は乗っている。自分は耐えられるだろうか。今から帰りが憂鬱である。

■ 飛行機で思ったこと

・気兼ねなく席を立てるので、通路側が有難かった。
・足元に荷物は置かない方がよい。足が延ばせないから。これ、ほんと苦しいから。
・水分はとる。行きの飛行機のトイレが汚くて臭くて、あまりトイレに行きたくなくて、水分をあまりとらずにいたら、足が浮腫んでとんでもないことになった。

■ シャルルドゴール空港~ホテル

ついに憧れのフランスの地に降り立ったわけだが、乗り物酔いがひどくて感動を味わう体調ではない。
飛行機を降りたら、ツアー参加者一同が集まり、顔合わせがあった。人数が少なめで、はぐれることはなさそう。
皆さんほとんど声を発さず、それぞれバラバラに過ごすのだなと思った(実際は最終日にはファミリーのような感じになった)。

飛行機から降りたら、電車に乗って、空港内を移動する。添乗員に付いていかなければ自分は入国審査まで辿り着くことはできなかっただろう。
皆で電車に乗ったので怖くなかった。

入国審査では、結構行列になっているのに、対応している警察官同士で談笑しながら作業していた。これがフランス流である。
自分の番が来て、「ボンソワー」と言ってみたが、挨拶は帰ってこず、5秒後くらいに警察官は小さな声で「ボンソワー」と返してきた。もしかして、何を言ったか聞き取れず5秒間考えた末に、私が「ボンソワー」と言ったことが解読できたということだろうか。最後に「メルシー」と言ったが、返事はなかった。
この出来事を受けて、この夜は、翻訳アプリを聞きながら発音練習をすることになるのだった。舐めた発音をしたら聞き取ってもらえないのである。

あと、水を買った。
現地での水の調達に悩んでいた(英語もフランス語もできない自分は買い物ができないのではないかと思っていた)が、皆と一緒なら怖くない。普通に買えた。「ボンソワー」も返してもらえた。

旅行代理店の専用車でホテルに向かった。

■ ホテル

ホテルは、メルキュール パリ ロワシー シャルルドゴールエアポートというところであった。

フランスはもうクリスマスが過ぎているというのに、クリスマスの飾りがまだ普通にある。どうやら1月頭くらいまではクリスマスの装飾なのだそうだ。おかげさまですごく綺麗なイルミネーションを各所で見ることができた。

部屋は全体図を撮れなかったが、普通に良いとこである。
ペットボトルの水がある。
シャンプー&ボディソープも備え付けてあるし、ドライヤーもある。
ただし、寝巻はない。少なくともガウンはあるかも思ったが、ガウンもなかった。
シャワーの水圧は弱い。

個人的に部屋は広く感じ、天井は高く感じた。

確か19時くらいには着いていたと思うが、夕食は要らなかった。
疲れていたので、ラジオ体操とスクワットをして参考書を読んで、早々に寝た。夜は3回くらい目が覚めた。

明日の朝は早い。明日はモン・サン・ミシェルに行くのだ。