見出し画像

2泊3日のパッキング


 近所のホテルで2泊3日、過ごしてきました。ホテルの部屋でぼーっとしたり本を読んだり音楽やポッドキャスト番組を聴いたり、日記をかいたりして過ごした。ホテルに置いてある本ともいい出会いをした(手元に置いておきたくて、ネットで後日購入した)。

 ひとりで過ごす時間が改めて自分には大切なのだとわかって、きっとそれは夫にとっても同じで、私はそれを邪魔してなかったか、無理矢理2人くっついて過ごす時間をつくってなかったか、とか反省も多くあリました。ホテル泊、よかった。

 今回のパッキングがすごく楽しくて、前日まですごく気分が落ち込んでいて、当日ぱたぱた準備をしたのだけど、写真をとりながら我ながらいいチョイス、と感じたので、覚書も兼ねて2泊3日のパッキングをここに残しておきたいと思います。たまにひとりで過ごす時間も大切、また近場で(コロナが落ち着いたら少し足をのばしても)ホテル泊したいな〜と思うのでその時の参考にもしたい。

画像1

 2泊3日、観光するわけでもないのに無印良品の36Lキャリーケースがぱんぱんになった。歩いていける距離の宿泊先だったけど、荷物が重かったので電車をつかった。
 キャリーケースは2年ほど前に買ったもの。恋人を見習い宿泊先に着いたらそして家に帰ったら、車輪部分を中心にウェットティッシュで綺麗に拭きあげるようにしている。


画像2

 スーツケース内のおよそ1/3を占めるこのロングカーディガン。義理のお姉さんからいただいたもの(買ったはいいけどお子たちが小さいと着る機会がなかなか無いそう)。ずしっと重く、ひざ下まで丈があり、コートのように暖かい。バトナーというメーカーのもの。いつか自分でもここのニットを買いたい。
 防虫のためにサンタマリアノヴェッラのポプリをお茶パックに入れて、それをポケットに入れている。
 義理のお姉さんはとても素敵で私にとってすごく憧れのひとで、控えめに言って大好き。なんか、このカーディガンを着てると少し守られてて安心しながらも背すじが伸びる思い。本当にライナスの毛布、じゃないけどわたしはこのカーディガンがあるととても落ち着けるので、重くてかさばるな、と少し悩んだけど連れていくことにした。

画像3

 最近買った雑誌と本たち。アナキズムについては、栗原康さんの本が好きでなんとなく理解したつもりでいたけど、そんなことはなく、新しく知ること感じることが多かった。保守的アナキストかぁ、とオードリー・タンさんについて気になる。
 認知行動療法の本はワークブック形式で、直接書き込みはしないけど手帳にメモしながら取り組んでいる。まだ途中だけど、わかりやすいので継続していけそう。
 kiitosは好きな雑誌のひとつ。満島みなみさんが良く出てたときにはほぼ毎号買ってたが、実家に置いてきちゃった。本屋さんで何冊かバックナンバーをみつけて、今の自分に必要なのは良質な休息…と思い即レジへ。私はぼんやり眺めていたけど、メモをとりながら勉強的に読むのにも良さそう、読み応えがある。

画像4

 ねこ柄のふたつは、アフタヌーンティーで2年以上前に買ったもの。左側のメッシュケースには下着類を、右側には洗面まわりのものをいれています。あとは薬とかも。猫好きながら、ねこ柄のものは敬遠していて、それでも可愛くて可愛くて買ってしまった。どこかに泊まるときにはこれらを使えることが嬉しくて、その嬉しさは今も変わらなくて、購入正解だった。旅行する機会がここ2年ほどはないので、右側の吊るせるタイプのケースは最近は普段使いしてます。脱衣所に常時吊るしてる。
 上の巾着袋にはお化粧道具を。今回はパウダーファンデーション、チーク、アイブローパウダー、アイシャドウパレットの4つ。お揃いの柄のスカートを購入した際に、おまけでついてきた。スカートは今は履いていないけど、このベリー柄がめちゃくちゃ好き。普段は生理用品を入れて持ち歩いてる。

画像5

 iPad、ヘッドホン、充電コードあれこれ。ホテルということで隣や上下の部屋の音が不安なので、ノイズキャンセリングが素晴らしいSONYのwh-1000xm3を持っていくことにした。部屋はあまりうるさくなかったけど、冷蔵庫とかエアコンの音が気になってしまったので持っていってよかった。
 iPadは、今はもう配信してないポッドキャスト番組(スマホには入ってない)をホテルでききたくて持っていった。なんとかしてスマホに移せないものかな。かさ張る。

画像6


 お風呂で音楽を聴きたいと思い、防水のワイヤレススピーカー。これはもう5年以上は使っていて、丸い形なのでよく床に落としてしまうのだけど、なぜかまだ壊れない。音質ももっと良いものが出てるだろうから、そろそろ買い換えてもいいかな、と思うけど壊れないうちはまだこれを使う。
 リファのフェイスローラー?をこれまた義理のお姉さんから借りていて、最近は寝起きとか、あとは手元が寂しいときに顔や首を中心に全身をぐりぐりとしている。効果はまだわからない。私は顔が丸く、まぁ骨格からして顔の丸さは仕方がないとは思うけど、最近はそれに加えてもちゃもちゃというか、ラインがはっきりしない感じがあるので、せめてはっきりした輪郭の丸顔でいたい。

画像7


 アクセサリーケース。指輪3つがかろうじて入るくらいの小さいもの。結婚指輪を買ったときに、ケースがないと絶対無くす!!!と思い指輪ケースを探して、このSTACKERSのアクセサリーケースがサイズも色もデザインもまさしく私の理想通りのもので、購入。 
 旅行先で服装がシンプルでも、指先にきらきらがあると少し心強いね。(おしゃれも気にしてるよ、という感じが出るといいな、と思ってる。)


画像8

 これは手持ちバッグとして持っていったもの。正月うろうろしてたら近くの駅のIT’SDEMOで¥1,500くらいで売られてて、安い、え、洗えるの、しかも色もマスタード(写真よりも鮮やかな色をしている)、可愛い、と一目惚れしたものの、一旦保留で持ち帰って考えて、結局ZOZOTOWNで同じくセール価格で買った。
 お財布、手帳、ハンカチティッシュ消毒液の類、あとは化粧品ポーチとか、なんなら本1冊もいれたり、結構ものが入る。ただ持ち手が細いので、ものを入れすぎると肩に食いこんで、あざができます(今回もできてた)。服装がベージュとか薄いグリーンとかが多いので、鮮やかなマスタードが良いアクセントになってくれてとても良い。あとやっぱり洗えるの嬉しい。


画像9

 脱いだ服や下着類を入れる袋。靴を買ったときについてきたものだったような。ホテルで部屋に入ったらすぐ洗面所のフックにかけておいて、あとは帰る準備までそのまま吊るしとくと便利。
 (余談ですが今回家に帰ってすぐ、荷解きをしてキャリーケースを片付けて、この袋に入れてた衣類を洗濯したのが本当に偉いし成長を感じた。昔は下着類含めて1ヶ月近くそのまま放置とかしてたもんね…。)


ここにのせてないもので、実際にホテルで2泊3日過ごしてみて「持ってこなくてもよかったな」と思うものもいくつかありました。


・ルームソックス
 →部屋が寒かったら、と念のため持っていった。ロビーやキッチンで過ごす際には、ホテルで借りたパジャマにロングカーディガン、足元はスリッパだと少しだらしないかんじになるのでローファーを履いた。ルームソックスはかなり厚手のもので、これを履いているとローファーは履けない。毛玉だらけで、履けたとしても人目につくのが憚られる。部屋の中でも、真冬とはいえ暖房で暖かいし、「ホテルの個室の床」というものを正直あまり衛生度合いで信頼をしていないので、ルームソックスが床に触れることに抵抗も。結果ベッドの上で1回はいたくらいだった。
かさ張るのでこれからホテル泊の際には持っていかなくていいかな。

・ランニング&ウォーキング用のズボン
 →そもそも今回は室内でごろごろが目的だったので、なぜ持っていこうと思ったのだろうか、わからない。薄手だからとりあえず入れておくか、と思ったけど1回も履かなかった。
 ホテルのパジャマが思ってたより快適だったので、ずっと着ていた。貸し出しのパジャマを事前にネットで調べておこうと思う。ホテルのパジャマが快適そうだとわかれば、「念のため」のリラックスウェアも省ける。


🌟まとめと考察🌟

 自分の生活に必要なもの・潤いを与えてくれるものについて改めて考えながら荷物を詰めるのがとても楽しかったです。
こうして写真をとって、写真をみて、それぞれのものにある思い入れをかいたり、自分の好きなポイントをかいていて、改めて私は私の持ち物たちに守られて生活していることも感じた。

 色々仕事で悩むことも多くて、無理をして過ごしていて、休みに入ってしばらく経ってしまった。仕事には戻りたいと思っているけど、正直5年先10年先続けられているかどうか、自信はない。

 なんなら1年先もどうなっているかわからない。続けられたらいいけど、うまく仕事をしながら健康に暮らせたら、と思うけど、戻ってからもう1度つまずいたら、それはもう、そういうことなんだ、と諦めて仕事を辞めるような気もする。そしてそれはおそらく、もう会社勤めを辞める、ということになる。だってもう、そういうこと、だと思うから。(サラリーマンとしてはやっていけない性質ということを、いよいよ認めるしかない。)

 そうなると経済的にも、欲しいものが買えない、ということも増えていくかもしれない。住むところも変わるかもしれないし、気軽にホテル泊なんてできなくなるかも。


 それでも、今まで私が手に入れてきたものは無くならない。大切な人たちからもらったものも、無くならない。もうなにも買えなくなってもいいな、と少しだけ思えるのは今までの自分の頑張り(と周囲の人たち)のおかげで、過去の自分にありがとう、と言いたいし、過去の自分と自分が手に入れたものたちからは、うっすらと「もういいんじゃない?」の声が聞こえるような気もする。気のせいかな、気のせいかもね。

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?