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青春18きっぷで東京からしまかぜに乗りに行く

関西へ5泊6日くらいの旅行を計画していたものの、台風が接近していたため、2泊3日の短い旅となりました。

1日目

朝、東京圏を出発し、青春18きっぷを使って名古屋へ。

名古屋には夕方までに着けばよかったので、途中2つの駅で下車をしました。

静岡駅

ここで昼食を取ることに。美味しいと評判の、駅から少し離れた場所にある海鮮丼屋に行ってみたのですが、既に数十人の人が列を作っていました。そこまで待つ時間もないので、他の店を探すことに。私は重い荷物を背負って静岡駅周辺をあちこち走り回りました。気温34℃湿度55%の灼熱の中、1 kmくらい走った気がする…こういう時に突発的な体力が求められるのです。

見つけたのは静岡駅直結のレストラン街にある居酒屋。「静岡おでん」というものを頂きました。


お茶のアルコールがあるのが面白い。

弁天島駅

浜名湖に近い場所にあるということで降りてみました。こちらもあまり長時間居ることはできなかったので、浜名湖の小さい方を見てきました。小さい方でも十分大きいですね。

ようやく名古屋に到着

名古屋に到着したのは夕方でした。ホテルにチェックインをしてから、夕飯を探しに行きました。

名古屋はとてもきれいな街です。道はまっすぐで広く、建物はしっかり整列されています。電柱が無く、空が広いです。

怪しい店を通りぬけると、渋谷にも負けないくらいの高い密度で飲食店が並ぶ道に出ました。今回入ったお店はうなぎ屋さん。


お店にはいったらまず券売機で食券を買います。水やお茶を自分で用意して、着席します。席が汚れていたら自分で拭きます。店員さんがこちら側には来ない、松屋のような体系です。

うなぎは、めちゃくちゃ美味いのです。うなぎの食べ方を詳細に説明したプリントがあり、これに従って食べてみました。

まずはうなぎ丼をしゃもじで4等分する。
1つ目はそのままで、
2つ目は薬味をつけて、
3つ目はお茶漬けをかけて、
4つ目はお好みの味付けで食べる。

うなぎへの愛が感じられますね。店内の設備やシステム、人件費を極限まで削減して、その分を全てうなぎに捧げている印象がありました。

2日目

名古屋駅のビルから、名古屋駅につながる線路がずらりと見えます。

近鉄の観光特急しまかぜに乗車しました。近鉄名古屋駅は出発の1時間ほど前から人だかりができています。待っている間、ひのとりなどの特急がやってきたりしました。

ひのとりが来る時だけ暖色の照明が点灯します!

しまかぜ

この後にしまかぜが来たのですが、とても混雑していたので写真は撮りませんでした。

しまかぜではカフェ車に行って、ケーキセットを頂きました。おいしい〜

カフェ車、とてもお洒落でした。こういう列車がもっと増えればいいのにね。

賢島に到着しました。

伊勢志摩サミット記念館が駅に直結していたため、入ってみました。首脳たちに振る舞われた食事の写真も展示されていたのですが、超絶豪華。このくらいなら安々と食べられる大人になりたい…

あご湾クルージング

その後はあご湾のクルージングに参加しました。あご湾には真珠の養殖施設が数々浮いています。ただ、その数は減少する一方であり、街も衰えつつあります。確かに、僕辺りの世代で真珠を欲しいと思う人はあまりいないかも。

海上に整列している黒い玉は、真珠を養殖している施設の一部だそうです

それにしてもおじさんのガイドが面白い🤣一度参加することをおすすめします。

横山展望台

鉄道とタクシーを使って行ってみました。なんとも素敵な場所。さっきまでいた賢島も見えます。陸地と海が入り組んでいる地形がよく見え、美しい。

やばい虹だ!雨が降ってくる!

3日目

志摩横山駅

車窓から、ほんの少しだけ志摩スペイン村が見えました。

伊勢神宮に参拝しようと思いましたが、近いうちに鉄道が止まってしまう可能性があったので、帰ることにしました。次回の機会に来たいですね。

乗ったのは志摩横山駅。ここから鳥羽駅までは近鉄を、それ以降はJRを使います。名古屋、豊橋、浜松、静岡、熱海。各終着駅での乗り換え時間は10分足らず。昼食は短い乗り換え時間内にコンビニにダッシュして調達しました。

鳥羽駅から乗車した快速みえ
快速みえは途中、私鉄線を経由します。車内で、この私鉄線の分の運賃を精算します。

なんと、その気になれば、8時間ほどで志摩から東京に帰ることができます!いやあ、伊勢志摩っていい所だわ!また行きます。

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