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375万人から3万人のまちに移って思うこと。

市長と語る「非オンライン」座談会に参加してきました。

2017年、人口約375万人神奈川県横浜市を離れ、人口約3万人の長野県東御市(とうみ)へ移住しました。移住した経緯などは過去の記事に綴っています。

この10月、東御市が定期的に開催している『市長と語る車座ミーティング』とやらに参加してみた感想レポートになります。

会場に行った時の第一印象は
会場広い!
距離遠い!
市長近い!
参加者少なっ!
設定時間短っ!
でした。

肝心の内容は?

今回のテーマは「市外に向けた東御市の魅力発信について」

参加者20名限定だったので満席かと思いきや、こんなもの?ちょっと意外でした。せっかくの広い講堂にソーシャルなんちゃらでポツン感(( ・ω・)

元々の設定時間が19:00~20:00の1時間だったので、これは全然喋る時間なさそうだなと覚悟した上で定刻通りスタート。最初に司会進行挨拶から始まり、東御市長の自己紹介。
ここで東御市市長の経歴をwikiより拝借。
2008年(平成20年)4月13日に行われた東御市長選挙に出馬し、現職の土屋哲男を破り初当選。4月25日、市長に就任[4]。2012年(平成24年)、無投票で2期目の当選。2016年(平成28年)、3選。2020年(令和2年)の同選挙で元市議の若林幹雄を破り4選。
この近隣地域では【お菓子の花岡】の菓子職人と言っても通じます。もう4期目のベテラン市長さんでございます。

次に参加者自己紹介と意見提案を順番に1人5分づつ、その時間内に
① 市外に誇れる東御市の魅力とは
② 東御市の魅力発信についての課題
③ ②を課題を踏まえ魅力発信をどのように行っていくべきか
を入れていくと言う高度なトークスキルを要する内容になっている。

無茶ぶりや。。

とりあえず結論から!

もう他の方の意見とか色々書くの大変なので参加してみた感想を綴ります。

元々375万人とかワケのわからない大都市に住んでいると、市長なんて遠い存在でたまにテレビで観るくらいのものでした。
しかしながら人口3万人のまちでは、市長さんが近い近い。会おうと思えばいつでも会えそう。文句があればいつでも胸ぐら掴めに行けそうな距離にいます。

市長が身近な存在っていいなと思います。ひとりひとりがより市政に興味を持てるのではないかと思います(と言っても投票率低かったりするのは寂しい)3万人くらいの規模だとお互いの顔がなんとなく大体分かっていい感じだと実感しています。

会のテーマ「市外に向けた東御市の魅力発信について」ですが、テーマがざっくりしすぎて1時間じゃまとまらないのは開く前から明らかでした。
また参加者さんの大半が疑問に感じていたかと思うそもそも論。
『魅力』??『発信』??って誰に?誰に向けてか分からないビームを作るのは無理なのではないでしょうか。しかも1時間でって無理。

では長野県東御市(とうみし)の魅力って何?

とはいえ、座談会会は開かれましたので。
長野県東御市の良さはほとんどの方が同じ事を言うと思います。

①晴天率の高さ。晴れが多い。雨は夜に降ることが多い。
空の広さ。見晴らしの良さ。南向きの傾斜地。ひだまりの里。
②豊かな農作物。巨峰、シャインマスカット、ワインブドウ、くるみ、お米、じゃがいも、とうもろこし、各種野菜。
③高速道路と新幹線のアクセスが良いので首都圏が近い。交通の便が良い。それでいて、ほどよく田舎。

他にも色々あると思いますが、ひとまず挙げればこのような地域です。つまりは、

立地や自然環境の良さから生まれる住み心地。

これにつきると個人的に思います。

環境特化型の魅力発信へお願いします!

ここからはさらに個人意見です。
以上、東御市の特徴として挙げらるもの全ての根本が自然環境なので、水や空気、それに土を守るのが何より最大限の努力であり最高の魅力となります。
数十年もの間に積み上げた問題を整理片付けしながらも新規課題に取り組まなければいけない状況下の地方行政。財政の問題とか、少子高齢化、空き家問題など数々挙げられるので市政の舵取りは大変だと思います(住民でも頑固の方は本当に何を言っても言うこと聞いてくれないし。。)
それでも勝手な事を言わさせていただきますが、20年後よりもっと先の50年、100年後の東御市、さらには長野県全域の事を考えて『環境特化型の魅力発信』へと大きく舵を切って欲しいと願うばかりです。

東御市には「きらきら里山体験」という素敵な取組があります。子供たちが山をフィールドに好き放題やりたい事をやる、大人はそれを見守るだけです。大人のNGワードが『あぶないからダメ!』と子供に言わない事。
これって自然が先生で、自然が教えてくれる最たるもので大人も実は自由に遊んでいる子供から学ぶ仕組みになっています。

そう本来は何事も 自然に学ぶ これが1番の魅力発信。
そのために今このような不安定で未知の不安だらけ時代へ突入しても、今ある自然を大切に守ればきっと全て大きく還ってきます。

都会の生活環境でストレスだらけで傷ついて苦しくても信州東御、ここに来れば大丈夫。と言えるまちになるといいね。

と、ここまで全て語る時間はなかったワケなのですがw
今ここで感想文として残しておこっと。

結局、会は当初1時間の予定が延長1時間で2時間になりました。
これって最初から2時間設定の方が良いと思います。今度関係者にあったら提案してみます。
それでも時間が延長されたおかげで個人的には別件で動いているこちらの「東信州10市町村に移住相談行ってきました。」の活動報告を東御市長さんに少しさせていただいたのでとても良い時間となりました。

参加者の皆さん、職員の皆さん、市長さん、皆様ありがとうございました!!

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