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電子書籍『40歳は不惑ですか、惑ですか~20人の「同期」を訪ねて~』

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電子書籍発売にあたって

こんにちは。大宮冬洋です。

僕は1976年生まれなので、2016年に40歳になりました。
もちろん、冬生まれです。
暑い季節に生まれたのに「冬洋」だったら、かなり前衛的な命名ですよね……。

同世代の友だちと会っていると、「四十にして惑わず」という孔子さんの言葉が話題になることがあります。
謙遜の文化に生きる僕たちとしては、「僕はまだまだ惑い続けているよ」と告白するのが定番です。
でも、本当なのでしょうか?
個人的には、30歳のときに比べたら、なんだか生きやすくなっている気がするのです。
いろんなことをあきらめた結果、という側面もありますけど。

40歳だからこその不安もあります。
お金や健康、老親の世話などのリアルなものばかりです。
だからこそ、どんな姿勢で生きるべきかを自分なりに考えて、さらに40年ぐらい続くだろう生活を朗らかに過ごしていきたい。
いつか死ぬときには「面白い人生だった」と笑顔で振り返られるようになりたいのです。

そのためには、対話が必要だと僕は思います。
同じような立場にいる人と、上からでも下からでもない「横から目線」で語り合えば、答えらしきものが見つかるのではないでしょうか。

この本では、第1部として僕の独白を38,200字も掲載しています。
40歳の仕事、生活、人間関係(モテを含む)について、読んでくれる人と対話するつもりで書きました。
自分なりの「生き方ノウハウ」みたいなものを棚卸しすることができたと感じています。
読者の方にも役立つ内容が1つはあるはずです。

第2部は、取材当時ほぼ40歳だった20人の男女にインタビューをし、彼らへのメッセージも添えました。
生まれ故郷である埼玉県所沢市での小学校時代のクラスメイトから、35歳で再婚して移り住んだ愛知県蒲郡市でつくった友だちまで。
全員が僕の友人知人です。
カメラマンの荒牧くん(←ユニクロ勤務時代の同期です)による美しい写真とともにご覧ください。

第3部は、編集とデザインを担当してくれた洪さんを交えての鼎談です。
取材と執筆を終えて思ったことをあれこれしゃべって、洪さんと荒牧くんの意見も聞きました。

いま40歳の人。
これから40歳になる人。
かつて40歳だった人(僕もすでにこの一人です)。
すべての方に読んでもらい、僕たちの「語り合い」に参加してほしいと思っています。
ご購入をご検討いただけたら幸いです。


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目次 INDEX

第1部 40歳の大宮 38,200字の独白

知り合いの長話みたいな本/1976年に埼玉県所沢市で生まれて今に至るまで/ユニクロ同期の荒牧くんとの対話/30歳のとき、勘違いから悪循環に陥った/貯金を使い果たして借金までして離婚に至った/「企画の3原則」の中で一番大事なこと/「その仕事をやる資格」が自分にあるのだろうか/がさつだけど判断力に優れた妻との結婚生活/「40歳」を当事者として見つめる/他人に優しくできる「大人」になりたい/我が家の「片づけ大臣」に自らを指名&任命/やっぱり気になるお金のこと/「月収100万円」はわかりやすい目標に過ぎない/外食を家飲みに切り替えれば「成長病」から解放される?/これから30年間、月10万円ずつ貯金ができますか/個人的な不況=スランプは5年周期でやってくる/嵐のときに漁師がするべき静かな仕事/自分の限界を知ると漠然とした不安はなくなる/ポンコツはポンコツなりに楽しく生きていく/ミスをしたらすぐに謝ればたいてい大丈夫/静かに待って、求められたら力を発揮する/接客業「スナック大宮」を始めました/率直で協力的な取材先はライターの生命線/40歳からの仕事はなりふり構わぬ総力戦だと思う/不得意なことはその道のプロに補ってもらう/40代の男性だからこその健康と美容。そしてモテ/「大宮さんはいい人だけど生理的に無理!」は避けたい/「キレイな人と一緒にいると気分がいい」は人間の根源的な本音/40歳だからこそ美しく! 大事なのは顔より身だしなみ/身だしなみは最低条件。服装と髪型を決めれば完成です/こだわりがないからこそ髪型もプロに任せる/大人の魅力とは「人に優しくする余裕」があること/仕事や人間関係での悲しみは「そういうときもある」と受け流す/「お金は大事にする。でも、普段は考えない」が理想/みんなを明るくする振る舞いを身に着ける

第2部 20人の「同期」との対話

〈1人目〉畠山くん(国家公務員):小学校時代の同級生
〈2人目〉涼さん(IT関連企業の人事担当者):中学校時代の同級生
〈3人目〉松井くん(介護士):中学校時代の同級生
〈4人目〉日野くん(建築業):中学校時代の同級生
〈5人目〉林さん(外資系マーケティングリサーチ会社の正社員):高校時代の同級生
〈6人目〉石川くん(銀行員):高校時代の国際交流プログラム参加仲間
〈7人目〉白鳥さん(主婦、健康器具の販売代理店オーナー):高校時代の国際交流プログラム参加仲間 
〈8人目〉石井さん(大学教員):大学時代のサークル仲間
〈9人目〉小松くん(映画会社の海外営業担当者):大学時代のサークル仲間
〈10人目〉愛さん(中高一貫校の英語教員):大学時代のアルバイト仲間
〈11人目〉和佳子さん(主婦、大学院生):大学時代のサークル仲間
〈12人目〉川崎くん(医師):大学時代のゼミ仲間
〈13人目〉在賀さん(農家):ライターとしてのお客さん、取材先
〈14人目〉洪さん(編集者・ライター):ライターとしての仕事仲間・
〈15人目〉相原さん(テキスタイルデザイナー):撮影担当・荒牧くんの友だち
〈16人目〉原田さん(自動車整備士):スナック大宮のお客さん
〈17人目〉渡邉さん(外資系流体シミュレーション企業の正社員):スナック大宮のお客さん
〈18人目〉福井さん(ダンススタジオ経営者):愛知県に引っ越してからできた友だち
〈19人目〉市川くん(自動車工場守衛):愛知県に引っ越してからできた友だち
〈20人目〉道下さん(主婦、アルバイト):愛知県に引っ越してからできた友だち

第3部 あとがきにかえて(大宮・荒牧・洪による鼎談)

「こんなインタビューで本になるの?」と取材先に心配された/30歳よりも40歳のほうが圧倒的に楽/「お母さんは大人になったら何になるの?」/「寝食を忘れて夢中になれること」が見つからない僕たち/今の職業とは別の引き出しで社会に関わってみる/「自分はこういう人」「もうおじさん」と思い込みがちな年頃/人生の折り返し地点。焦りはないけれど不安はある/人との出会いと信頼関係が生み出したオンリーワンの本

商品情報

【データフォーマット】 PDFファイル
【データサイズ】約18.1MB
【ページ数】 283ページ
【発行日】 2017年12月25日
【文】 大宮冬洋
【写真】 荒牧耕司
【編集・レイアウト】 洪愛舜

その他注意事項

※本商品は電子書籍【PDF版】です。

※通常レイアウトと見開きレイアウトの2種類のPDFをご用意しています

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152字 / 2ファイル

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