行くタイプのわたし。
その昔、「その日は選挙だから」という理由で友達からの誘いを断ったことがありました。
まだ、選挙権を持ってからそんなに経ってなかった頃のお話。
正直理由なんてなんでもよくて選挙だから、とは口実。
ただ気分が乗らなかったから断っただけ。
例えば、今日芸能人と飲み会なんだけど…！みたいなどうしてもいきたい誘いならば、期日前投票をしてでも行ったと思います。
その友達は「意外！うみって選挙とか行くタイプなんだね」と言って鼻で笑ったんです。
わたしの顔を見て、選挙とか行くタイプなんだ、とは一体なんだったのか。
行くタイプのわたしの方がかっこいいとか、偉いとか。
そんな風に思ってるわけではなく。
行くことは自分のため、大切な未来のためであって、そんな風に笑われるのは何だか違うんじゃないかなと思ったのをずっと引きずっています。
あの頃はまだ、選挙なんてどっちでもよくて考えることすら放棄していたかもしれない。
なんとなく、大人に憧れていたのかな。
その場だけでも自分なりに勉強して張り切って投票に行った記憶があります。
あれから月日が流れ、災害や未曾有のウィルスに立ち向かわなくてはいけなくなり、楽しいだけが人生ではなくなってしまった時。
改めて、将来を考える時間というのが突然やってきました。
この2年間も、それぞれが我慢の2年でした。
しかも世界中で。
わたしの1票が、今すぐに日本を変えるとはまだ思っていません。
期日前投票を終えても本当によかったのかとか、なんならあと1票くらい欲しかったかもなんて無駄に頭がぐるぐる回っているけれどね。
せっかく1票持っているなら、大切に投じたいとは思っています。その意識だけでも。
迷ったらこれがおすすめ。
１６問答えるだけです。
わからないところは、わからないの選択肢もあります。
星野源のオールナイトニッポンでの
ゲストの荻上チキさんのお話もわかりやすかったです。
完璧な候補者なんていないんだし、よりマシな人を選べばいいんです、というようなお話もあり素直に話が聞けました。
だって、わかってるようでわかってないもん。わたしも。迷うし悩むし。
マシな人という言葉に、うんうんと頷き。
こんな風に、選挙ってもっとポップでカジュアルな感じに参加できたらよいのになと思います。
それでも「うみって選挙行くタイプなんだね」と笑われたあの頃よりも時代は変わっている気がします。
昔にはあまりなかった、投票が終わった後のお楽しみが。
それは、わたしも大好きなセンキョ割。
これは見ているだけでもわくわくします。
投票を終えたら、投票所を出る前に投票証明書をもらいます。それを提示すると特典が楽しめるお店があるんです。
ここのサイトに載っていないお店でも、近所のお店などでも意外と増えてますよ。
センキョ割、センキョ特典などが受けられるお店が。
そんな、わくわくすることも少しずつでも増えていて、時代も変わっているのがすごい。
しかも、運営しているのは若い世代の方が沢山いらっしゃるんだとか。
素晴らしい取り組みです。
もう少し先になっても、きっと光が見えてみんながまた笑って過ごせる日がきっと来るんだと思います。思いたいです。
それを信じて、わたしの清き1票を投じます。
選挙って、カタカナで書く方がなんだかかわいいかも。
イオン行こう！みたいで、かわいいし楽しい感じ。
そうだ、センキョ行こう🥺
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