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配信トラブルと採用メール
今日見た夢について書いていこうと思う。
私自身の姿は見えないが、スマホを使って配信を見ている。
見たことのない若手芸人の男性が大声を張り上げる。
「続いては、へたよりのコーナーです!!!!」
へたより?下手くそなお便り?随分と変わったコーナー名だ。
わざと下手なお便りを募集するのだろうか?
「えーっと、○○さん(はっきりと聞き取れない)、そしておみくじあたりさんからのお便りです」
よし、読まれるぞという気持ちが込み上げてくる。
あれ・・・
この配信を始めてみる気がするし、そもそも送っていないぞ。
そんな疑問を感じている間に、○○さんのメールは紹介されたようだ。
一瞬画面が黒くなる。
配信トラブルでも起きてしまったのかと思いながら待つ。
これは演出だったようだ。
画面に出てきたのは、声優の中村悠一さん。
「次のお便りなんですけれども・・・御葉書です」
自分は葉書なんてしばらく出していない。
同姓同名のおみくじあたりがいるのか?
どこかのラジオで俺の名前を聞いた人が使ったのか?
それともたまたま思い付いた名前が、おみくじあたりだったのか?
「皆さんのこの御名前を見てください」
中村悠一の声は深刻さを増した低音ボイスだった。
葉書をしっかりと見ると、達筆過ぎて読めない文がスラスラと書かれている。そして最後の名前は、西城秀樹となっていた。
西城秀樹はもう亡くなっている。
「西城さんは生きているんです!!!」
男泣きをする中村の姿がスマホに映し出されていた。
ここで涙を流す必要はあるのだろうか。
そもそも、私の出してもいないお便りがあったはずなのに、いつの間にか西城秀樹のお便りに変わってしまった。
これこそトラブルではないか?
そこで私は目が覚めた。
カーテンの隙間から外の様子が見える。
今日の天気は曇りのようだ。
そして遠くから聞こえる6時を知らせるお寺の鐘が響いていた。
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